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ついに道徳を語るぞ!



「そんな装備で大丈夫か?」


 ゲイルはクーパーに尋ねた。


「大丈夫だ。問題ない」


 今日のクーパーは自信があった。

負傷して戻ってくるたびに、神から直接言われはしなかったが、

それとなく思っていた答えだ。



「くだらん戦争は俺には向いてない。

 戦士は戦士でも、俺は企業戦士になる!」


 クーパーは誇らしげにリクルートスーツを纏い、

就職というなの戦場に向かった。



「……ええと、会社説明会には……参加されてましたか?

 あと……我が社の面接の解禁は6月からとなっておりまして……

 今来られても正直……」



 ……などと、クーパーは会社の前で門前払いを食らった。そもそもここが何を生業としている会社なのかもクーパーにはわかっていなかった。

呆然と立ちすくむクーパーに、矢が射られる。


 遠ざかる意識の中で、

神は言っている。まだ、死ぬ運命ではないと……あと、まずはアルバイトから始たら? と。

……あと、車の免許もとったら? と。



 

  散々擦られ尽くしたネットミームで、道徳的な事を言う。了










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