束の間の天国
投稿遅くなりすみません。
身の回りのことで手一杯でなかなか小説を書くことができずにいましたが、何とか落ち着いたので再び投稿をしていきます。
今後とも今作品をよろしくお願いします。
初配信と反省会配信から二日が経った。そんな中私はというと家でゴロゴロしながらエゴサしつつ、本業である小説を書いていた。
いや配信しろって?無理です。初配信と反省配信で体力すべてが持っていかれた。じゃあなぜエゴサしつつも小説が書けるかって?小説は私の趣味みたいなものだし、エゴサに関してはアンチ的なのはスルーして、私のこと可愛いっていうものだけを選りすぐってスクショをとり、画像としてみているため私の体力が回復することしかないのだ。…なおエゴサの結果をスクショするとき、アンチコメントも結構あったから私的にはそれで体力がマイナス値を回ったために今は趣味と自己承認欲求を満たすことで体力を回復しているのだ。これこそ私の天国だ。なお今日は平日だが学校には行かない模様。だって言ったっていやなことしか起きないわけだし、まぁTSして女になったから前までみたいないじめとかは起きないだろうけど。いやどうだろうな…結局あの人たちは人を蔑んで痛めつけて悦に入ってただけだから多分私が女になってたとしてもいじめられるのは変わらないだろうな…。
まぁそんなことはどうでもいいや。だって今は学校に行ってないし。なんなら私は趣味を仕事にできてる勝ち組だし。…コミュ障だけどね。
でもやっぱり小説を書くのはいいよね…。自分の理想を姿を文字にして物語にして人に見せたらそれに共感してくれる人がいて…。それに書くのも簡単でいいよね。だって文字をパズルみたいにくっつけて相手に自分のイメージを伝えるような文章を作ってくだけだしね。
まぁこれが難しいっていう人もいるってのは知識としては知っているけどね。知ってなきゃそんなキャラかけないし。
小説っていうのはどうしてもキャラづくりが大事だからね。それは配信とかでも一緒だけど。キャラづくりを失敗すると物語としても配信としても面白くならないかそもそもそれとして破綻してしまうからね。私もそれで何度も失敗して何度も改稿したものだ。
今となってはそれも懐かしいけど。…なんか年寄り臭くなってる気がするけどまぁいいか。
そんなことを小説を書きながら思っていると不意に近くに置いてあったスマホが振動した。
スマホがなるなんて珍しいこともあるもんだね。私に連絡を入れてくるのなんて母さんくらいのものなのに…。そう思いながらスマホの通知を見るとマネージャーさんからだった。
マネージャー『そろそろ次の配信をしてほしいのですが』
マネージャー『このメッセージを見られたら、電話でもディスコードでもいいので返信を下さい』
マネージャー『今後について話したいので』
え、どうしよう…。見ちゃったよ…。返信しなきゃダメかな…。もう私小説家一本で食べていくんで、もう配信しなくてもいいですか?って送ってもいいかな…。ダメだよねきっと…。母さんが私を心配して応募してくれてたわけだし。それに1回?2回?しか配信してないけど少し楽しかったって思ってる自分もいるわけだし…。でも極力人とは関わりたくないのでコラボは遠慮しますけどね。
そんなことをグダグダ考えていたら、再びスマホが震えた。
マネージャー『今から電話をかけてもよろしいでしょうか?既読はついているみたいなので』
…鬼か?私のマネージャーは鬼なのか?こんなコミュ障にいきなり電話出ろとか鬼でしかない。これは送るメッセージを考える前に断りを入れておかねば…。
日葵『スイマセンスイマセン、電話だけは勘弁してください。メッセージで返信しますので…』
ふぅ…、これで電話もかかってこないだろう…。これなら私が送るメッセージが多少遅れても電話はかかってこないはず…。
マネージャー『分かりました。しかし返信があまりに遅いようですとこちらからも電話をしなければいけなくなりますので、その点はご了承ください』
やはり現実はそこまで甘くはないらしい。いやまぁ今まで生きてきた中で現実がそんな甘くないってのは嫌って程理解してるけどね。ハハッ。と、とにかく返信しなきゃ…。
日葵『わ、分かりました。と、とりあえず電話はやめてください。体力が持ちませんので…』
マネージャー『分かりました。ですが、いつまでも逃げ切れるわけではありませんのでその点は分かってもらえるとこちらとしても助かります。今後同期の人たちとのコラボもあるので』
マネージャー『それでは今後の日葵さんの活動について話しましょうか』
日葵『…はい』
そうして私の趣味全開の天国は終わりを迎えた。…せっかくの天国が。
しかもマネージャーは今後の私の活動を同期とのコラボを中心に諸先輩方とのコラボで埋め尽くそうとしてくるのだ。私コミュ障ぞ?!そんなことして身体とメンタルがもつわけがないじゃないか!何を考えているんだあの人は?!
そしてその後もマネージャーとの打ち合わせは続き、ついに私の次の配信が決まった。
あぁせっかくの小説天国が…。
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