暗い文字
明けない朝
暗さしか広がらない
書いている文字さえ暗い
相変わらずの薄暗い空間が広がっている
まさに私の心
まさに私の性格
延々と繋がる時間に
ほんの一部だけ登場しているようだ
何も出来ないままに
何だが仕方なく行きているかのように
時間を無駄にして
時空間を無駄にして
しばらくすれば
多少は明るくなるのだろうと思い込みながら
横たわる布団の上から
朝の立ち上がりを
観察している私
おそらくは時が勝手に
過ぎて行くだけであり
私の行動は変わらない
薄暗い時を延々と
暮らしながら明るさを
見つけることなど
出来るはずがない
動きだせよ
嫌だろうが
動きだせよ
貴重な時間を使えよ