大吾とガチ休日-朝-
●前回のあらすじ●
ヴィヴィとメアの双壁の戦乙女はとにかくすんごかった。
俺の名前は青木大吾。
年齢は24。
今回は俺の異世界生活の休日をどのように過ごしているのかを見てもらいたい。
…え? 俺よりマールやヴィヴィたちの方がいい?
そんな事言わずに読んでくれよん。
皆出てくるよ? ちっぱい女子たちは皆出てくるから!
よし。
じゃあ皆の了承も得たところで早速始めよう。
まず今の俺たちが二日に一回のペースでクエストを受けているって事は知っているだろうか?
そうしないとクエスト用の服が乾かないのでそうしてるんだけど、ランクもDになってそこそこ収入も上がって来たしもう一組クエスト用の服を買って連日クエストに行けるようにしてもいい気がしている。
しかしそうなると俺とマールの本来の目的である『マール教』を異世界に広める為の布教活動が疎かになるのでこのままでいいかな。
後でマールちゃんに聞いてみよう。
さて。
そんな訳で冒頭で述べたように今回は俺の休日の過ごし方を見てもらうのでクエストではなくマール教の布教活動をどうしてるのかを見てもらうところなのだが、今回はガチの休日なので完全オフなのだ。
俺とマールが如何に愛し合っていると言っても四六時中一緒にいるわけじゃないし、マールもヴィヴィやスズランたちと予定を合わせて一緒にどこかへ出かけたいだろうからね。
俺ってばほら、嫁を束縛しないタイプだから。
一日23時間くらい一緒にいてくれればいいってタイプだから。
予定と言えば冒険者であるマールとヴィヴィは自分の都合でクエストのやり繰りが出来るけど、ギルド受付嬢のスズランはカレンダーで非番の時ではないと休めない。
なのでマールとヴィヴィがスズランに合わせて三人で休みの日を楽しく過ごす事があるのだ。
で、今日がその日らしく昨日の夜からルンルンハイテンションなマールちゃん可愛かったのでした。
そんな日の早朝。
俺は珍しくマールより早く目を覚ます。
休みの日に限って早く起きちゃう事あるよね。
先日メアを入れてのオリオンさん一家護衛クエストを達成してから、サンとルナは無事両親の元へ帰れたので廃教会へおにぎりを持って行かないでよくなった。
オリオンさんもコメットさんも怪我が全快するまではクエスト受注は自重し、貯金を使ってどうにか生活するようだ。
串やのおばちゃんに『最近よくあの親子が来てくれるんだよ』って言われてマールが喜んでた。
同じ串や好きが出来て嬉しいのだろう。
で、そんな串や好きのマールちゃんはと言うと。
「んまんま…」
お口パクパクしながら寝とる。
可愛いのぅ可愛いのぅ。
今現在は廃教会にサンルナ兄妹がいないので、ナンシーさんにお願いして宿の玄関にバニラの小屋を置かせてもらっている。
以前ペット禁止って事は聞いていたのでバニラには可哀想だけど持ち家が出来るまで我慢してもらおう。
いや、逆によかったのかも?
シルヴェストリの宿みたいにペットOKだったらまたマールちゃんに咥えられちゃうからね。
羨ましい限りだよまったく。
それにしてもスヤスヤ寝てるマールちゃん可愛い。ちょっといたずらしたい。
ちなみにマールは宿で寝る時は聖域を張らなくなった。
マールの中で俺の評価はちょっとだけ上がっているようだ。嬉しい。
そんな訳で近づけるのでいたずらします(ゲスの極み)。
嫌われたくないし、優しく触れる事しか出来ないからソフトなやつだけどね! はぁはぁ!
まずは定番のほっぺをつつく。
いつも俺を起こす時は腹の上に乗ってくるしこれくらいいいよね…?
つんつんぷにぷに。
おぉ…。なんという弾力。もちもちぷにぷにほっぺです。
次は指で挟んでみよう。
ぷにっ。)3(。
おぉぉぉ…。なんという柔らかさ。
唇の左右の端が付いてるから)3(っていうより)8(に近い。
たまらんたまらん。
そのぷにぷにほっぺをぷにっぷににしてやろうかァ…!
ぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷに。
「むぷぷぷぷぷぷぷ」
可愛すぎる可愛すぎる可愛すぎる。
ぱぱぱぱぱって音する。
にこにこする動画投稿サイトに100分耐久マールちゃんぷにぷにシーンがアップされても余裕で観切る自信があるな。
次はどうしようか。
押す、挟むをしたので今度は引っ張ってみよう。
早速ぷにー。
「むふぇー」
あぁぁぁ…、何と尊いお顔になったのかしら。
でもあまりやりすぎると起こしてしまうのでこの辺にしておこう。
…そういえば。
女性の胸の柔らかさは二の腕の柔らかさと同じである、という都市伝説を知っているだろうか。
以前何かの番組で実験検証をしていたがこれは俺も試さないといけない。
何故ならマールちゃんのリンゴちっぱいと同じ柔らかさなら規制がかかっているちっぱいを揉む代わりに二の腕を揉むのだから!
じゃあ早速いってみますかね。
幸いマールちゃんのパジャマはキャミソールだから二の腕は完全無防備です。どれどれ?
ふに。
おっ…。
ふにふに。
おぉっ…。
ふにふにふに。
おおおおっ…!
マールちゃんの二の腕はぷにぷにすべすべで気持ちがよい(興奮)!
ちっぱいと一緒の柔らかさかと言われると疑問を持つがとにかく気持ちがよい!
たまらんのぅたまら…あっ。マールちゃんとバッチリ目が合った。
「おはようございます、大吾さん」
「おはようマールちゃん。今日はお寝坊さんだね」
「サンくんやルナちゃんも無事両親の元へ送れましたし何か安心しちゃって」
「そっか。大変だったもんね。オリオンさんたちも早くよくなってくれるといいな」
「そうですね。ところで大吾さん」
「そう言えば今日はヴィヴィやスズランと一緒に出掛けるんじゃなかったのか? ゆっくり寝てて大丈夫なの?」
「まだ全然早いので大丈夫ですよ。まだナンシーさんもおにぎり握ってないですし、ご飯の匂いしないです」
「マールちゃんの嗅覚は犬並だね」
「朝は鼻で、お昼はお腹で、ご飯の時間を測ってます」
「凄い体内時計ね」
「寸分の狂いもない精密さを誇りますよ。ところで大吾さん」
「そう言えばメアってどこに行ったんだろうな」
「メアさんはそもそもミスニーハ在住ってわけじゃないみたいですよ。色々な街に行っては防衛クエストとか護衛クエストを受けているんだとか」
「はぇー。正に国を護る騎士って感じだな」
「女性の騎士は格好いいですよね。ところで大吾さん」
「今日はマールちゃんがいないんじゃ俺もどこかで暇潰しするかなー。でもマールちゃんが言うようにまだ朝早いから二度寝しよっと。じゃマールちゃん。朝ごはんの時に起こしてね。おやすみね」
「…」
「…」
「…とー」
「おえっ!」
逃げ切れませんでした。
マールちゃんは俺の腹の上にのしかかり&跨り攻撃をしてきた。
効果は抜群だ!
ノーマル技で抜群取られるタイプって何ぞ?
「嘘は付かない大吾さん。正直に答えて下さい。いいですね?」
「マールちゃんが俺の事嫌いにならないって約束してくれたら正直に答える。約束しないなら黙秘する」
「黙秘したら嫌いになります」
「素直に答えましょう」
「何でわたしのほっぺや二の腕いじってたんですか?」
「え? 起きてたの? いつから?」
「ほっぺつついた時に」
「一番最初じゃないですかやだー」
寝たふりはダメよマールちゃん。
でも変な事は言ってないはず。心で思ってはいたけども。
「で、何故ですか?」
「男が触りたい女性の部位四選を知ってるかな。ほっぺた、太もも、二の腕、胸らしいんだよ。でもマールちゃんは寝袋に入ってるし太ももは触れないよね? 更にはマールのリンゴちっぱいも同意がないと揉まないと約束をした。なら残ったほっぺと二の腕は触ってもいいだろうと思って触ったの」
「凄く正直に言ってくれてありがとうございます大吾さん。清々しいくらい欲望に忠実ですね」
「でもマールが起きてたらほっぺは触らせてくれる事があるけど二の腕なんか断られそうだし、だったら寝てる間に触っちゃえって」
「えってじゃないですよえってじゃ! せっかくバスケットボールくらいのだんだん焼き食べれるところだったのに起きちゃったじゃないですかー!」
どうしてくれるんですかー! と俺の胸をガクガク揺らすマールちゃん可愛い。
ってだんだん焼きを食べる夢を見てたのね。
これは申し訳ないことをしてしまった。
マールちゃんだんだん焼き大好きだもんね。
あとでデートした時には買ってあげよう。
「あっ。そういえばわたしレベルアップしてスキルを覚えたんですよ」
「マジか。おめでとうマールちゃん。でも可愛さは変わらないよ。最初からカンストしてるから」
「そ、そういうのは言わないでいいです! そこは『どんなスキル覚えたの?』って聞くところでしょう!?」
えー。
まぁ確かにスキルは気になるけどね。
ちなみに俺も一応ステータス・オープンしてみたが全ステータスが‶2″上がっただけでスキルは覚えてなかった。
マールちゃんのぷにぷにほっぺ&二の腕触ったからワンチャンあると思ったんだけどね。
2アップって事は信者が二人増えたって事なんだが、これは恐らくオリオンさんとコメットさんだろう。
サンがマールの女神像にお願いをした瞬間に色々話が進んだし、その事を両親にも話したに違いない。
よくやったぞサン。
そんな訳でマールが覚えた新スキルはと言うと。
『聖浄化』
光属性の浄化魔法。消費MP15。
対象の不浄な状態を聖浄化することが出来る。
浄化度はINTに依存するが対象のMNDや、呪い穢れ度によって浄化のし易さは異なる。
闇属性やアンデッドモンスターなど光属性と対になる対象に使用すると元の状態に戻す効果ではなくダメージになる。
自分自身を浄化する事は出来ない。
「このスキルを使って大吾さんを綺麗にしたいと思います」
「マールちゃん? 俺別に汚れてるわけじゃないんだよ? ちょっとマールちゃんへの愛情が邪な方向へ行きやすいだけで」
「それを治してあげますよ。大丈夫です。浄化魔法ですから痛みは感じないはずですから」
もしかするとふぁーんって消えるかもですが、と。
消滅しちゃってるじゃねーか。
確かに痛みを感じる暇無く一瞬でふぁーんしそうだけどマールちゃんと会えなくなるのは辛いのでやめてほしいです。
「それに大吾さんはHP1で耐えれるんですから実験だぃ…、どんな綺麗な大吾さんになるのか見てみたい気もします」
「マールちゃん今実験台って言ったよね? 綺麗も何も俺は汚れてるわけじゃ」
「聖浄化!」
「ぐあああああああああああああああっ!!!!!」
カッと光る俺の体。
な、なんなんだこの心穏やかな気持ちは…?
この気持ちはなんーだろー?(なーんーだーろー?)
合唱祭で歌った『春に』を思い出した。
いい曲なのでぜひ動画投稿サイトなどで確認してみてください。
「…って、あれ? リアクションしたはいいけど、特になにもない」
「えっ」
確かに心がぽかぽか綾波さんになったけど。
「ふっ…。やはりな」
「だ、大吾さん? 何かわかったんですか?」
「わかったって言うかわかってたって言うか。そもそもこのマールの新スキルは‶不浄な状態″を浄化する魔法だ。元から綺麗なものには何も効果がないのは当たり前だろ?」
汚れた手を石鹸で洗うと綺麗になるが、綺麗な手を石鹸で洗っても綺麗である事に変わりはない。
ここでもっと綺麗になるっていう野暮ったい突っ込みは無しでお願いします。
「つまりは俺のマールへ対する愛は一切不浄なく、汚れなく、混じり気のない純粋な愛って事が証明されたというわけだ」
「うぅ…」
「それにそのスキルを使い続けて俺がキラキラピカピカの性格になってみろ。どうなると思う?」
「ど、どうなるんですか?」
「マールたちと話す声は爽やかになるし、笑うと歯が光るようになるし、何よりスタイルが良くなって十等身くらいになる」
「ひっ」
「言っとくけど少女漫画に出て来そうなイケメン程ラノベ系で黒いやつはいないぞ。白すぎると黒に染まりやすいからな。そうなったらマールにどんな事をしてしまうか見当も付かない」
「あわわわわわ…」
ガタガタと震えるマールちゃん。
ちなみになんだけどまだマールは俺の腹の上に跨ってます。
どうやらお気に入りポジションのようだ。
嬉しいので朝ごはんのおにぎり一個あげちゃう。
「おかしいですね…。大吾さんに効かないはずがないのに…」
「マールのほっぺには愛しか感じないから」
「…お胸は?」
「ちっぱいからは色々感じる!」
「聖浄化!」
「ぎゃああああああああああああああッ!!???」
パァァっと心が晴れた。
マールのちっぱいへは邪で不浄な心を持っていたようだ。
そんなこんなでギャーギャーやっていると宿の中にご飯の匂いがしだした。
ナンシーさんの朝は早い。
マールちゃんもご飯の匂いを嗅いだから更にテンションがアップした。
今日のおにぎりは何かな。
俺にはご飯の匂いしかしないけど、マールちゃんクラスになるとここからおかずや具を嗅ぎ分けるのかもしれない。
マールちゃんのほっぺにはぷにり中毒があって危険です。




