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私のわがままな異世界転移   作者: とみQ
間章 シルフとアーバンの憂鬱
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アーバンの独白

私は最近おかしい。

体調が悪いようだ。

今までこんな事は一度も無かったのに。一体どうしたというのだ。

ずっと心はここにあらずといった風な感じで何も手に付かない。

今は戦いも終わり、町を再び活気づけるため大事な時期だというのに。気がつけばぼうっと一人考え事をしてしまっているのだ。

そしてそれを考えている間動悸が激しくて胸が苦しくなる。

だから考えないようにしようと思っても駄目だった。

考えないようにしようとすればする程その事を考えてしまい、結果同じ。

本当におかしい。

どうかしている。

頭からあの娘の事が離れてくれないのだ。

確かに戦いの中で傷つき怪我が心配なのはある。

だがそれは魔法でどうにかなるレベルで、この戦いの功労者として城の客室に招き入れられ優先的に治療を受けた。

別段心配する必要は無い。

だがどういう訳か色々良からぬ事を考えてしまうのだ。あの娘の無事をこの目で確認するまでは安心しきれない自分がいる。

何なのだこれは。

私は一体、どうすればいいのだ。

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