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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

まちがったあいしかた

作者: くそぶた

(´・ω・`)あらすじにも書いた通り初投稿だよ!出荷厳禁だよ!

昔々、あるところに狼と人を足して割り、禍々しい角を2本、頭に付けた「化け物」と恐れられたものがいました。

また、時を同じくして、周囲から美形と呼ばれ、秀才として多くの人を唸らせた王子がいました。

王子には婚約をした隣国の姫がおり、それはそれは姫を溺愛していたそうです。

ですが、姫はある日突然姿を消しました。姫の噂が流布し、その中でも最も信ぴょう性が高いと思われるものが、

「姫は化け物に洗脳され、連れ去られたのではないか」

といったものでした。それを聞いた王子は、

「化け物め……。私の姫を洗脳し連れ去るとは!私自らの手で討ち取ってやる!」

と言い、化け物の住処へと向かったのです。

王子は化け物の住処へとたどり着くと化け物を前にして、

「この化け物!お前の隣にいる女はお前のものでない!今すぐ返せばおとなしく帰ろうではないか!」

と言い放ちました。すると化け物は、

「お前が王子か。この姫から話はよく聞いている。お前がしたその所業もな。」

と、鋭く尖った爪を王子に向け、睨みつけました。

王子は少しひるみ、

「……貴様がいう所業とは何だ?」

と、現在で気になる点を質問しました。

化け物はその問いを鼻で笑い、

「自分がしたことすらわからないとは滑稽だな。秀才が聞いてあきれる。まぁ、無自覚なようだから話してやろう。」

と返しました。王子はものすごく化け物を討ち取りたくなりましたが我慢しています。


化け物は姫から聞いたことをありのままに話しました。

まず日常的な暴行、外を歩かせて王子が雇った者どもに強姦される、この辺りは序の口であり、外すら歩けなくなり、部屋に籠った途端食事はとても貧相なものになり、さらには残飯としか思えないようなもの、腐った食事、調理すらされていないものが届き、さすがに料理人に文句を言いに行こうとすると罪人のような扱いを受け、このような扱いに耐えられなくなり城を出ていこうとすると周囲からの白い目、門番が通行を拒絶するなどなど。極めつけは隣国から絶縁状が届き、自殺を図ろうとしたというのです。


「そんなところをイルに助けていただきました。その時の彼と言ったら…///。話が逸れましたね。そんなこともあり、私はイルから元いた場所に帰るかという提案にも拒否をし、彼と過ごしているのです。」

いままで口を開かなかった姫が、王子に向かって、まるで路傍の石をただ時が過ぎるままに見つめているかのような表情で言いました。

王子はたまらず、

「なぜそんなことで私の元を離れる!ちょっとしたいたずら心ではないか……」

と叫びました。それを聞いた化け物は

「お前ッ……!!いたずらで済むことだと思っているのか!!!彼女はお前に、人がゴミのように見えてしまうようにされたんだぞ!!!」

と怒り出しました。

王子は。王子は化け物に説教されてたまらず、

「お前に何がわかる!!そもそもお前は関係ないだろう!!この化け物め!」

と激昂しました。化け物は、

「彼女に関わった時点で関係ある!!!お前はあの国で一生を過ごし良縁など巡ってこない人生を歩め!!!」

と言い、王子に呪いをかけた後、魔法で城まで返してしまいました。


王子はその後王になりましたが、お見合いをしても、いい女性を見つけても、顔を背けられる、相対しただけで嫌悪される。などと、女性に恵まれない人生を送り、ついには男性に手を出しました。そのことが国中に広まり、王は子孫を残せず、王位は別の貴族へと渡りました。王位が別の貴族へと渡った後、国が栄えたそうです。



化け物――イルと姫――リズは、死が二人を別つまで、永遠に幸せに暮らし、子宝にも恵まれましたとさ。

(´・ω・`)人によってはバッドエンドかもね

(´^ω^`)豚にとってはハッピーエンドだよ!

(´・ω・`)ただ一つ残念なことは続編書く気力が持たない

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