夜景
随筆です。今日始めたばかりで、ジャンルをどこにしていいか分からないので詩に入れてしまいました。まだちょっとよくわかってません^^;
夜
家の鍵を開ける前に
眼下に広がる景色を見渡せば
家庭の灯りや街燈
高速道路の照明
車のヘッドライト
テールライト
この世で感情を持っているのは
自分一人だけなんじゃ?
なんて考えてみる事はあっても
わかってる
この景色の中に沢山の人がいて
沢山の感情がある
私が良くない状況に悩み苦しんでいる時にも
この灯りの中には
それ以上に苦しんでいる人も沢山いるだろうし
とても楽しい時間を過ごしている人も沢山いる
受け入れれば受け入れるほど
幸福と不幸は薄くなり
望めば望むほど
足りないと感じる
絶望はどこから来るか
希望からやって来る
何も望まなければ
絶望はやってこないのかもしれない
希望もなく
絶望もない
そこが普通
というか数値的には
そこのギアがニュートラルなんだろうけれど
人は希望を持つ事を常としている
夢を持ち
常にギアをLOW、HIGHと
入れっぱなしにしている状態を普通としている
苦しい
そういう風に設定されている
NでなくLOWに入れっぱなしになっている
そこから逃れる一つの方法
死
借金苦で自殺する
死にたいと思って自殺した例を私は知らない
自殺した人は皆
死にたいのではなく
苦から逃れたい
幸福に生きたい
そっちが本当だ
死にたい
それだけなら
友人と楽しく食事をした後に
笑顔で首をくくるはずだ
恋人と時を過ごす楽しさよりも
死ぬ事の方がもっと魅力的に感じる
これが本当の一次的な「死にたい」で
迷いもなく死ぬ事ができる
苦しさの中にいるから
生きている
叶わないとしても
死ぬこと以上の望みがある
その望みを超えて苦から逃れる事を優先させた時に
命を絶つ
生きている時点で
天秤は望みに傾いている
自殺した人を
死ねてよかったね
なんて言うと
人でなしのように思われるかもしれないけれど
私はアリだと思っている
持つイメージは
安楽死、尊厳死と同じ事だ
良くない状況
感情的には自殺も尊厳死も
同じ側に天秤が傾いている
社会が悪い
これも一次的な感情で言うなら
自分の望む社会じゃないという事
良いも悪いもない
望まない社会を悪いと言いかえている
死ねてよかったね
アリだと思っていても
本人はそれで良くても
残された自分にとってはよかった事じゃない
この世に客観はなく
主観しかない
自分の世界の中の他人
人の数だけ世界があり
世界の数だけ感情があって
知らない人が悩んでいる
部屋に入り
明かりを灯す
夜景に思う




