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神って適当だなぁ

俺は21歳の就活浪人予備者だ…自室に引き籠りRPGかモ〇ハンとかしてた。


現実ではダメ男の童貞野郎だけど画面の向こう側では、オンライン数3億人以上のゲームで常に上位100位以内をキープしていた。上位100位にはゲームマスターという称号と賞金が配給されるのだ。だから、就職しなくても生活はできる。


「龍也~いるの~?」


龍也とは俺の名前だ、また俺の名前を呼んだのは俺の母である。母は部屋に引き籠っている俺に対して、諦めている部分があるようだ。だが、母の最終条件としてご飯の時は一緒に食べるということは、俺の子供の時からの決して破ることが出来ない掟だった。因みに母は関西人である。父は東京の人間だったけれど単身赴任で海外に居る。妹が一人いるけど、ガン無視でここ数年話していない。


「いる~けど、ごはんか?」


一々、呼ばんでも万年引き籠りの俺を確認する必要はない。


「夕ご飯だから、降りてきなさい。好物の焼肉さかい」

「すぐいくから~」


ちょっと興奮していた、肉は腹持ちが良いから深夜まで体力が持つのである。

たぶんこの考えがいけなかった…

階段を降りる前に、妹のマイと出会った、勿論ガン無視されますが。

そんなことはお兄ちゃん気にしない…


内心『やべ~殺される目だわ』


マイの視線を背中に感じながら、肉に向かう俺だったが…


「ガガガッガガッガッッドン!!」


ん?頭痛いぞ、階段から落ちたのか、ん?

マイが涙流しながら、階段を下りてくる―――――――――――――


ん?あっ!! マイが滑った


「ドン!」


(兄)結果、俺はマイを守るためにクッションとなりマイは助かった。

(妹)結果、マイは兄貴をクッションとして私は助かり、その分兄が死んだ。

(兄)結果、主人公死亡。



ん?ん?

眩しいぞ、俺は確かマイを助けようとして…記憶がない。

人がいるけど、眩しくて見れない…


「龍也殿、ごめんね」


誰だ?女性の声にだった、それにゴメンとはどいうことだ?


「おまえは誰だ? ごめんとはどいう意味だ?」

「名乗り送れました、私は女神です。 ごめんなさいとは、間違えて殺してしまったことの礼です。」


裸体の女が光の向こうから歩いてきた、どいうことだろうか?

ようやく俺の童貞を奪ってくれるのだろうか?


「女神だと? ただの娼婦だろ! 童貞のまま殺しやがって!」

「童貞は…ごめんないさい。その代り間違えて殺していまったお詫びに願を3つ叶えましょう」


童貞は死んでも卒業できないのであろうか…涙

間違い?


「間違いとは?」

「本当はあなたの妹が階段から落ちて死んでいたはずだったんですけど、あなたが先に階段に行くから間違えて死亡フラグをたたせちゃったの、その後すぐに妹さんが降りてきたから妹さんにも死亡フラグを立てたんですけど…誰かさんが庇うから…」


こいつ殺す!


「ちゃったんじゃね~! マイを殺すだと!お兄ちゃんとして守るのは当然だ!」

「極度のシスコン、それとも勘違い男きも~い?」


訂正、あの女神地獄に落とす!


「じゃぁ、願は、①俺を生き返らすこと、美形に!

        ②俺に異能の力を宿すこと

        ③お前を殺すこと」

「③番以外ならいいよ~w」

「お前女神じゃないだろ!、このビ〇チ野郎め『w』とか付けるな!」

「もう、うるさいから~③は、こっちで決めます。童貞は異世界に追放」

「おっおい……あっあ~……」

「バイバイ、童貞君」



俺は、転生させられた。

何かに包まれている感じだ…暖かい・・・

意識はあるが、やけに視界が広い

頭の中に女神(ビ〇チ野郎)の声が、


「童貞君、君の願いを叶えたよ。

 ①君に再び生命を宿した ゲームの中で大人気美形生物

 ②君には最高の異能をあげた

 ③異世界に行きたい

これが君の願いだ、確かに叶えた存分に第2の人生を楽しむんだぞ、童貞君」

「③は、お前が勝手にやったんだろ!」


消えやがった、

まずは、この白い壁から脱出することが目的だ。

白い壁を壊して、外? 外に出てみる。


前にモ〇ハン15で俺が苦戦してたドラゴン系モンスター(黒炎龍)にそっくりだ。

超怖えぇ~。ん?

こっち来た!?


「喰われる…逃げな、立てない!」

「ガガガァァァァァァアアア」


「ん?舐められてる」


なんだなんだ?

・・・!

俺は急いで、水たまりを探した、立つことが出来ない俺は手と足を使って犬のように歩いた。以外に歩きやすいと思い走っても見た。速い! どれどころじゃない、水たまりを見つけ顔を覗き込んだ!!


走っている時と、ビ〇チ神が言ってたことで検討は、既についていた。


「ワニ?」

「何言っているの? 黒炎龍の新生児ちゃん」


あの巨大なドラゴンから声がした。正しく俺はドラゴンの姿をしてる。黒き鱗、生まれて直ぐなのに立派な牙、大きさは犬だ。俺は、ドラゴンに生まれ変わったのだ!


あまりの驚きに―――――――――気を失った。




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