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森の仲間たち

森の仲間 うさぎ姐さん

作者: くものみね

どうぞごゆっくりお読みください。


そういえばウサギって鳴くのかな?

姐さんが鳴いてるの、聞いたことないや。ウサギが鳴くって、なんだかシュールだね。




うさぎ姐さん。森で一番の美人さん。

くりくりの赤い目に、真っ白いふわふわの毛並み。中性的な面立ちとセクシャルな雰囲気。うさぎ姐さんは色っぽい。



みんなに会わせたいような会わせたくないような。みんなが惚れたらどうしよう。

でも仲間としてならまだしも、姐さんと恋愛するには越えなきゃいけない一線があるから、ぼくの心配は無用かも。




姐さんはどんなウサギかな。

改めて考えると、しっくりはまる言葉が見つからない。



姐さんは何でも余裕そうにこなす。

ふふって笑いながら、頑張ってる風もなく、自然にやっちゃう。姐さんが必死に何かしてるところ、見たことがないもの。それってものすごくかっこいい。自然体で何でもやれてしまうって。



ぼくからしたら姐さんは、憧れそのもの。



あとは、恋愛相談が上手いんだって。くま先生とふくろう兄さんが言ってた。恋愛相談って何を話すのって一度姐さんに聞いてみたら、きつつき坊やにはまだ早いかも、って返された。ぼくも恋の一つくらいしてるのに。多分。




姐さんと一緒にいること多くないからそのくらいしか分からないや。今まで気付かなかったけど、ぼく姐さんのことあんまり知らないんだね。もやもやする。よろしくないね、これは。



明日は姐さんの家にお邪魔しよう。きつね坊も誘おうかな。坊は誰とでも仲がいいから。さっそくお誘いの手紙を送ろう。


ということで、また今度ね。姐さんのこと、何か分かったら教えるね。


あ、越えなきゃいけない一線のことだけど、姐さんてオスなんだ。じゃ、また。








お読みいただきましてありがとうございます。

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