表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔獣物語  作者: ひよく
第3章
83/155

第3章31

「逃げきれたでしょうか?」

 ナトリウムは呟く。

「わからない。」

 カナは返した。


 ヘルペス村は瓦礫の村だった。

 近くを流れる大きな川の堤防が崩落して、村全体が水に沈んだ。

 死傷者も多く出たが、生き残った村人も、今は避難先で生活している。


 ナトリウムはカナにかける言葉が見つからない。

 ダンは本当に魔獣化してしまったのだろうか?


 カナとダンの絆は、ほんの短期間の付き合いであるナトリウムにも理解できた。詳しくは聞かなかったが、おそらくは他に肉親はいないのであろう。ダンを失っては、カナは1人になってしまう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ