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魔獣物語  作者: ひよく
第4章
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第4章21

「ナト!気を付けろ!」

ナトリウムにそう呼びかけたカナだが、ナトリウムにとってみれば、どう気を付けて良いのかわからない。

続いて魔人が3体、ナトリウムに向かってきた。


「斬り捨てるんだ、ナト!こいつらは魔人だ!」

「そんな…カナさん!」


カナはカナで、魔人数体と対峙していた。

ナトリウムに助太刀したいが、余裕がない。

魔人が3体では、ナトリウムには荷が重い。

そうでなくても、まだ人を斬った事のないナトリウムには、人間を斬るのに抵抗がある。

しかし、選択肢はなかった。


「ごめんなさい!」

そう言って、ナトリウムは最も年が若いと思われる魔人の胴を薙いだ。

それくらいで魔人は死なないが、ナトリウムの中で何かが吹っ切れた。

その年若い魔人の心臓めがけて、力一杯、剣を突き立てた。

その魔人が絶命する程に。


その頃には、カナは自分に向かってきていた魔人達を一通り倒し終えていた。

ナトリウムを襲っていた残る魔人2体は、カナが倒した。


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