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魔獣物語  作者: ひよく
第3章
107/155

第3章55

 ダンが答えに窮していた時である。

突然、爆発音が響いた。

「何事じゃ!?」

 王と王妃を庇うように、ダンは爆発音のした方を向いた。

 兵士の1人が宴の間に飛び込んでくる。

「両陛下、今すぐ城の奥へご避難ください!敵襲です!」

「敵襲じゃと!?」

 王妃は驚きの声をあげた。

 レプトスピラに敵対している国はない。内乱の要素もない。平和な国なのだ。一体誰が、何の目的で襲ってきたというのだろう?


 ダンは即座に走り出した。カナもハイヒールを脱ぎ捨てて、裸足でダンの後を追う。ナトリウムや他の騎士たちも、それに続く。

「カナ!お前はそこに居ろ!」

 ダンは叫んだ。

カナは今、剣を持っていない。それでも、普段のカナなら素手でも充分に強いが、今はドレス姿だ。動きが制限されてしまう。

 しかし、そんな忠告など聞き入れるカナではない。構わず、戦闘の場にやって来てしまった。

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