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11宇宙人の侵略疑惑

 西暦2021年秋に全ての異常の始まりはネットに異常現象のレポートをブログに登録したメルアドに関係したSNSやアプリからだったと思われた。アートスタジオは赤字経営だったが霊障を感じたのかコネと支援で都心に引っ越した。

 初めはそのアプリやサービスに関係したユーザー達の性格が別人になったりした。挙句の果てには会社のPCやチャットツールの会話ログのメッセージに異常性が発生する。会話ログが改ざんされていて、言葉の表現に性別の逆転もあり、何故この様な改ざんの必要があるのか義務教育を受けた者なら理解に苦しむものだろう。共通することは会話の話題の殆どは悪口で成り立っていた事である。


 バブル君は会社のPCやチャットツールで唐突に悪態をさらけ始めた上司に対して、精神を病み始めている可能性があるのでしばらく休んだ方が良いのではないかと提案をしたが、既に入れ替わったと思われる判断力の低下した現場の責任者に却下された。現場の責任者は社内で非常識な非社会的言動を許したのだ。そして続々と社内の人間が入れ替わったかの様になった。バブル君は会社の仲間を尊敬していたし頼れる人達だと思っていたが突然人間性が下がり日本国民とは思えない気遣いの出来ない言動をとる様になったのでした。


 入れ替わった人物の特徴としてはIQは高めなのに攻撃的で社会性が低いのを賢さでカバーしている様な連中だった。いわゆるサイコパス属性(潜在犯)と呼ばれる一見普通に見えるしリーダシップも取れる賢いが平気で残虐な犯罪を行える人間だったのだ。

 成り代わりの不適合者はどんどん消されて入れ替わっていた。成り代わりとして適合出来た人間もどきは最初は暴虐な態度を取っていたが、徐々にビクビク脅えた疲れきった大人しい社畜の様な人物に変貌して行った。怯え過ぎた身代わりの社畜はいつしかまた交代したのだった。


 バブル君は社内の床が汚くて髪の毛だらけだった日に本物は死んだと思った。もしこれが未来人の仕業なら始まりのメルアドの登録を変える事によって未来線を変えられるのではないか?と思いメルアドを変えたり工夫をしてみたが、何も変わらなかった。文化を変えず人を入れ替える宇宙人の侵略だと感じたが素晴らしく進んだテクノロジーを持った存在が人間社会に成り代わるのは異常としか思えなかった。

 しかも膨大な量の人間が入れ替わっていき全員がオリジナルの擬態だった。


 なぜ宇宙人が平気で人を殺すのかと考えると機能や結果が計画の目的を補完出来れば工程(知的生物の活動)なんてどうでも良いのだろう。人間もどきは壊れるのを前提としたオモチャの様なものだった。バブル君は宇宙人が犯した罪を償ったと思ったが将来的に人間もどきが暴走することになるのをまだ知らなかった。


 霊はメッセージを伝えた。『入れ替わった人物は一瞬で薬を投与されて無痛で分解されるがそれは綺麗なやり方だ。何人かは抵抗してボロボロになって死んだ。中には身体を抉られた者もいた。何故か血は出なかった。』『彼奴らは掃除が得意でのう。証拠隠滅なんて簡単だ。』『奴らは天空の城にいるんだ。』『未確認飛行物体かーーー?』『侵略者の目的は文化の保存と発展と知的生物の分析じゃないかしら?』『まだ全ての霊にはアクセスできん様じゃの。』『お前は分析されているのじゃ、不憫よのう。』『お前らは分析されているのじゃ、不憫よのう。』『見張りでさえ分析されているのじゃ、不憫よのう。』


  西暦2021晩秋にそんなアートスタジオで働いていた、バブル君は霊の警告と受け取る。唐突のメッセージでした。霊はとても大事であるかの様に繰り返し言った。『他のアートスタジオです!西地区のゲーム会社です。』バブル君の働いている地域には結構たくさんアートスタジオやクリエイティブ系の会社はあったが大御所から来た霊だった。『我が社の社員が8名殺されましたー』『我が社の社員が8名殺されましたー』『我が社の社員が8名殺されましたー』『我が社の社員が8名殺されましたー』『我が社の社員が8名殺されましたー』『我が社の社員が8名殺されましたー』『あんなに優しかった社員達が人間の皮を被った恐ろしい生き物に食い殺され、恐ろしい生き物が社員になってしまったのです!』『社員を食い殺し終わった時、奴らは醜く笑いました。あんなに優しかった社員があんな顔をするなんて!!』


 『殺戮現場を片付けるのに薬品でも使ったのか跡形も無く元通りになってしまったのです!』『恐ろしい…』『恐ろしい…』『恐ろしい…』『恐ろしい…』『みんな殺されてしまう!!』『ミュータント?』一体の霊は中継でもしたのかミュータントとやらと共感した。『今、食べとるのじゃ!』『嫌じゃ嫌じゃ嫌じゃ嫌じゃ!ワシは人間を食べているのじゃ!!』『あ、味はしますか?』『味はしないのじゃ』『に、人間に変化したのじゃ…変化したら味がするのじゃ…嫌じゃ嫌じゃ嫌じゃ嫌じゃ!!こんなの人間ではない!肉が…嫌なのじゃ!!!嫌じゃ嫌じゃ!!ボリボリ骨ごと喰ろおておる!捕食者の感情はないのじゃ!』『嫌じゃ嫌じゃ!!バブル君だと思って、わしと繋げておる!』『嘘でしょ…時計の時刻が今と同じだわ…何?この映像は…』霊達は騒いでいましたがバブル君には何も一切伝わらないのだった。これは演技でも無さそうだった。

 

 『バブル君、聞いて下さい。捕食者達は本能や使命からでは無く、自分を変えたいと言う思いから人間を捕食して成り代わるのです。あなたが全てを知った時、ただの凡人と知り、あなたは殺されるでしょう。しかしながらこれは伝言であります。こう伝えろと言われています……』


 霊は言った。『社員は昨日よりもっと殺されてしまっている様です…』『凶暴な霊は人間に成り代わりたい宇宙人の手助けをしていたのか?』『あり得ない!こんなの…人が死ぬなんて』『あの日、会社を休んだバブル君さんはラッキーでした。あなた以外の従業員は皆んな殺されています。』


 『うぉえぇリモートの社員もみんな殺され…ぇうおぁぇぇぉ…』反響体の様な霊がやって来てきてリモート社員も殺されたと言う。いくら怪しいと思っても証拠が無いと動けないのが今の世の中なので何とも言えないバブル君だったし行動も社会的に出来なかった。


 謎のメッセンジャーは言った。『残酷な霊が宇宙人の使いです。人間が死んでも何とも思わないのです。』『人間の霊が人を殺すにはある条件を満たす事が大抵は必要です。無条件に殺しを行うのは地球の霊界のルールを知らない宇宙人の霊か新参者でしょう。邪神でさえルールを持っています。』


 映像を受信は出来ずにいたバブル君は霊に内容を解説してもらった。もの凄くグロくて凄惨な映像で、女性の霊は肉体があれば卒倒していたレベルだったそうだ。



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