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【視聴者さん】転生先はVRMMOのNPC!?転生して最弱の錬金術師になった私はゲームの中からVtuberとして配信します!【助けて】  作者: 猫月九日
最初の街編

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第6話 えっ?私の職業やばすぎ?

「うーん、どうしたもんかなぁ」


 冒険者ギルドからアトリエに戻ってきてつぶやく。


『錬金術師縛りプレイはきついなぁ』

『戦闘職とは言わないから、せめて鍛冶師とかだったらやりようはあるんだが』

『何でも作れるって夢はあるんだよなぁ、夢は、夢しかないけど』

『夢で飯が食えたら苦労しねぇ』


「夢でお腹は膨れないからね」


 視聴者さんとお話をしながら、なんとなくステータスを眺めてみる。

 しかし、酷いと言われたステータスは何も変わらず。


『せめて、俺たちが助けられたら良かったんだがなぁ』

『だな、アイテム貢ぐとかスパチャとか』

『その辺って解禁してないのん?』


 スパチャって、あれだよね、配信者にお金を渡すこと。

 そうか、ちょっと気がひけるけど、そういう手段もあるのか。


『可能ならば設定周り見せてほしい』


「いいよー、えっと、これかな?」


 ライブを開始した部分の右に歯車っぽいのがあったので、多分これだと思う。


『躊躇なく見せたな、普通そのあたりは配信者は映さないんだが』


 そうなの?


『まぁ、要するに舞台裏だからな。あんま見せないよね』

『えっと、おっ、収益化あるじゃん、それで設定できるはずよ』


 言われて画面を見ると、収益化設定があった。

 試しに押して見るが、


「なんか、出た、えっと、【配信スキルのレベルが10未満のため収益化はオンにできません】だって」


『あー、そういえばそうか……』

『このゲーム、配信スキルでそういうの解禁だったか』

『なんだっけ? 合計配信時間とか視聴者数でレベル上がってくんだっけか?』

『そんな感じ、どのくらいだったかは忘れたけど、収益化まではそれなりに時間必要だったはず』

『そうそう、確か200時間と視聴回数が10万だっけ?』

『うわっ、結構めんどいんだな』

『初めから貢がせプレイみたいのをさせないための工夫だと思う、それやりたいならそれなりに貢献しろってことかと』

『あー、そういうこと』


 ふむ、つまり。


「私も長時間配信しつつ、視聴者を増やす必要がある?」


『そう、それもかなりハードル高めのやつだな』


 えー、そもそも、生配信すらやったことないのに、そんなの大変だよ。


『まぁ、視聴者の方は、俺たちが色々とフォローできるな』

『掲示板の方に書き込んだりな』

『おっと、すでに書き込み済みだ』


「えっ、そんなことしてくれたの」


『まぁ、アリスファンは多いからな、広まれば視聴回数はどうとでもなるさ』


 それはありがたい。


「ありがとう、それは本当にお願いするしかないから、よろしくお願いします」



 ともかく、今は配信ではどうにもならないことがわかった。

 後は、私の方でもなにかできないかなぁ。


「そもそも、私ゲームとかあんまりやらなかったんだけど、錬金術師ってそんな駄目なの?」


 みんなから、ボロクソに言われた錬金術師だったけど、アリスの両親も錬金術師だったしそれなりに愛着はある。


『レベルがなぁ……』

『レベル低いうちに作れるものがしょぼくてなぁ』

『アリスちゃん、そもそも今何作れるの?』


「今? 私まだ見習いだから、初級ポーションみたいな簡単なレシピしか知らない」


『おうふ、まじか』

『錬金術って確か、レベルアップで買えるレシピが増えるんだっけか?』

『そうそう、まぁ、レシピなくても作れるけど成功率が下がる』

『レシピなしで1レベル上のアイテムを作る確率は半分くらいだっけ?』

『一応DEX補正ではあるからまんま半分ってわけじゃないけどやっぱり辛いよ』

『そんなんだから、錬金術でどんなアイテムが作れるか判明してないんだよな』

『不遇すぎる』


 一応、今知ってるレシピを見てみる。

 レシピは錬金釜の前に立つと見える。

 えっと、


「初級ポーションに浄水? それと投石かな」


 わかってたけど、3種類しか作れないのは悲しい。


『初級ポーションはいいとして、浄水ってのは基礎レシピだな』

『うん、浄水はわかる、薬師でも使う基礎だね』

『投石……? それってスキルじゃ?』

『とうせき じゃなくて、なげいしだよ、要するに投げるための石』

『それってただの石じゃね?』


 やっぱりそこに突っ込むよね。

 私もなんで投石なんてあるのかわからないし。


「この投石って使い道あるのかな?」


 聞いてみる。


『一応、敵に投げるとダメージ入ったはず?』

『鍛冶師でもレベル1で作れたけど、確か敵に1ダメージしか入ってなかった』

『固定で1ダメージなら調整用とかに使える?』

『いや、相手の防御依存でミニラビットに1ダメだった』

『ミニラビットでそれは使い物にならんなwww』


 やっぱり投石は使いものにならないとのこと。

 ちなみに、ミニラビットってのは魔物の中でも最弱と言われている魔物。

 むしろ、魔物というよりも動物扱いされている。


「あ、でも、1ダメージでも入るなら、何個も投げればミニラビットくらいは倒せるかも?」


 それなら、レベル上げもできるかも!


『あー、喜んでいるところ申し訳ないが、錬金術師は魔物倒してもレベル上がらないぞ?』


 えっ?


『錬金術師というか、生産職全般だな』

『生産職は生産行為でしかレベルが上がらない』

『つまり、いくら戦っても経験値0という……』


 えー、それだとやっぱりひたすら物作るしかないのか……


『まぁ、一応、少しずつでもなんか作ってレベル上げておこうぜ』

『俺たちもなんとか宣伝して人増やすからさ、焦らず行こうぜ』


 私の落ち込み具合に視聴者が優しい。


お読みいただきありがとうございます。

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