表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/19

第5話 執事、ギルドへ向かう

セバスと商人ヤッサシは無事タルマーヤ国に入国し、入口の近くにある街を散策していた。


「セバスさん、宿屋は沢山あるんですけど、おすすめは【招き(ざかな)のもぐもぐ亭】が良いですよ!」


と、ヤッサシがセバスに宿を紹介する。


セバスは、


「宿屋…あぁ、ビジネスホテルの様なものですか。しかしヤッサシさん、私おそらくですが手持ちが無いと思うのですが泊まることは出来るのでしょうか」


と、ヤッサシに聞き返した。


ヤッサシは、


「なるほど!うーん、そうですね…あっ!でしたら冒険者組合(ギルド)冒険者組合許可証(ギルドカード)を発行して貰って、依頼(クエスト)で稼いで見るのは如何でしょうか?」


と、セバスに伝える。


セバスは、


冒険者組合(ギルド)…あぁ、なるほど。いわゆる仕事斡旋所(ハローワーク)や労働者組合みたいなものですかね。」

 はっ!?そういう事ですか。確かに私、こちらに落ちて来てからだと無職になってしまいます。仕事をしてない執事にはお給金も支払われません。働かざるもの執事べかざるですね。


「理解しました。その冒険者組合(ギルド)」へ向かって見る事にします。」


と、ヤッサシに言った。


ヤッサシは、


「セバスさんがギルド登録を行っている間に私たちは支部へ戻って歓迎の支度をしてきます。迎えの方を送るので、セバスさんは焦らず登録してくださいね!」


と、明るくセバスに伝えた。


セバスはヤッサシたち商人を後にし、ギルドへ向かって歩き出した。


セバスは思った。

無職を脱却し、私は執事へ再就職します。

いざ、坊っちゃまへの依頼完了の為にも

冒険者組合(ギルド)へ行かなければ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ