表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/14

第一話 転生と爆死

今度は何とか完結させてみせる!

 『いや〜ごめんね〜。間違って殺しちゃった!』

 仕事から帰ってきて部屋に入ったと思ったらなんか黒い場所にいるし、外套を着た骸骨が喋っているしで訳がわからない。ていうかこいつ誰だよ。ここはどこだよ。

 『あ、何も理解できてないみたいだから説明するね!僕は死神で君の隣の家のおじいちゃんがもう寿命だから連れてこようとしたんだけど、面倒でよく見ないで連れてきたら君を連れてきちゃった!場所は地上界と天界の狭間ってところかな!』


 え?は?はぁぁぁぁぁ??!!ふざけんなよ!やっとこさ家のローンの返済が終わりって時に!それに会社での昇進も決まったってのに!ああもう!声に出せないのが悔しい!!

 『え〜と、その声はしっかり聞こえてるよ?あと、お詫びとして、記憶を持った状態で異世界に転生できるけど、どうする?』

 え?まじで?転生できんの?しかも記憶を持ったまま?するする!是非ともお願いします!


 『良かった〜。これで少しはお咎めが減る…。』

 へ?どういう事?なんで俺が転生すると減るんだ?

 『まぁそれは置いといて!この中から転生したい世界を選んでね!』


 そう死神がいうと、半透明なボードが出てきて、どの世界に行くのかを選択出来た。妖精の世界、巨人の世界、星を改造しすぎて神様に滅ぼされる直前の世界、後はファンタジーの世界なんかもあった!もちろん俺が撰んだのはファンタジーの世界!

 『ファンタジーの世界だね!それじゃあ、次はそこで暮らすための職業を決めるから、え〜と、ガチャを一回引いてね!』


 ガチャには張り紙がしてあった。なになに?【注意!やり直しはできません!覚悟を決めて引いてください!】なるほど、取り敢えず引くか。なんか死神が驚いてるけど無視無視。

 引きたいと思うと、ハンドルが回り、カプセルが落ちてきた。

え〜と、《ダンジョンマスター》、か。

 『お!《ダンジョンマスター》じゃん!当たりだよ!おめでとう!それじゃあ、次はこの、職業スキルを決めるガチャを3回引いてね!』

 

 先程とおなじように、引きたいと思って、3回引くと、出てきたのは、【機械兵器召喚Lv4】【スライム召喚Lv3】【鉱石創造Lv10】だった。

 『あ〜、どんまい。召喚が2つも出たけど、両方とも弱いんだよね〜。【鉱石創造Lv10】は当たりだけどね。』


 そうなのか?スライムはともかく、機械兵器は強いと思うのだが?

 『え〜とね、スライムは知能はそこそこあって食べた物に適応して進化するけど、攻撃力がなさすぎるし、足は遅いしで防衛にも攻撃にもは使えないね。後は、体が柔らかいからダンジョンマスターの体をコーティングして、ダンジョンマスター自身が戦う事もできるけど、そのままだと柔らかすぎるし、鉱石とかを取り込むと重すぎるしで、これも使い物にならないね。』

 『機械兵器の方は、結構種類があるし、装甲もそこそこあるし、攻撃力もかなりあるし、足も速いし、疲れ知らずだけど。』

 え?機械兵器、かなり強くないか?なんで弱いなんて言ったんだ?

 『それはね、知能が無いから自分で動けないからマスターが直接操作するしかないし、いくつか配線がむき出しの部分があるからそこを攻撃されたら速攻で壊れてしまうし、基本的に一体しか操作出来ないし、攻略法は冒険者達に知れ渡ってしるしで防衛用として出しても攻撃用として出しても速攻で壊されてしまうからだよ。』

 

 それは、どうしよう。速攻で死ぬ可能性が出て来たぞ。

 『かわいそうすぎるからせめてアイテムボックスと容姿は人間のイケメンになる位はサービスしておくね。』

 あ、ああ。ありがとう。

 『じゃあもう僕に出来ることは何も無いから、異世界での新しい人生に、行ってらっしやーい!』

 まじでどうやって生きていこうかを考えながら、俺は異世界に旅立った。

読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ