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プロローグ


     「あのとき、こうしていればよかった。」


 そう、思ったときは既に遅かった。これが後悔と言うやつなのだろうか。


 僕にはひとつ上の先輩がいた。好きだった。でも、もう会うことはないと思う。僕が悪いのは知っている。もし、この罪を許してくれるならまた、あなたに会いたい。

 どうして、こんなことになってしまったんだろう。



 僕は中学にはいりバドミントン部に所謂いわゆるいつメンと入部した。そこで、僕は彼女と出会った。

「君たちが新入部員なのね! はじめまして綾瀬はるかです。」

先輩は緊張したような様子で僕たちにあいさつをした。いきなり先輩に話しかけられ僕たちは動揺しながらも一人ずつ自己紹介をしていった。

「そうだ、LINE持ってる? 交換しない?」

先輩はリュックからスマホを探りながら明るい笑顔で聞いてきた。僕はおどおどしながらスマホを取りだした。

「えっとー、にのみや。 二宮裕太くんだよね?」「あっはい。」僕にだけしかふられない話に少し困惑した。綾瀬先輩は慣れた手つきで僕とLINEを登録した。

 「じゃあ、よろしくね、二宮くん!」

先輩はLINEを交換したことに満足したのかまた、どこかへいってしまった。僕もスマホをしまい、みんなと片付けをしに向かった。


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