表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

枕の下に 希望の上に(10)

躁狂シース

伸びやかに

暮らしていく事は

綺麗な水が

流れるような物

一生懸命の先に

それなりの

安心があるということ



誰もが誰もの幸福を

願うのなら

殺人者だって

同じように願うのだ

この世界の正しさは

頗る汚いから

誰もが誰もの

不幸を願っている



正義の中にある悪で

悪は迫害される

悪の持つ正義は

手の届く範囲の

大切な者へと向いている

矛盾は無い

ただの順番

一番外側にある

あのパッケージを

懲りもせず

作っているのは誰だ



温かな手の平を

温かだと感じる感覚

氷の入ったグラスを

冷たいと感じる感覚

それは同価値でありながら

全く違うのだ



誰もが誰もの感覚を

大切にするのなら

人間は

衝突を許容している

この世界の悪態は

綺麗な空気だから

誰もが誰もの

正しさを笑っている



悪の中にある正義で

正義は困惑する

正義の持つ悪は

同じ正義を語れない

不特定多数へと向いている

矛盾は無い

ただの順番

一番外側にある

あのパッケージを

懲りもせず

作っているのは誰だ



その優しさは

違う優しさで

塗り潰されている

自分の感覚に

他人の感覚が

混ざり合うから

最初の心情を

忘れてしまったのなら

今ある自分を

捨ててしまえば良い

そして

全裸になれば良い



正義の中にある悪で

悪は迫害される

悪の持つ正義は

手の届く範囲の

大切な者へと向いている

矛盾は無い

ただの順番

一番外側にある

あのパッケージを

懲りもせず

作っているのは誰だ



悪の中にある正義で

正義は困惑する

正義の持つ悪は

同じ正義を語れない

不特定多数へと向いている

矛盾は無い

ただの順番

一番外側にある

あのパッケージを

懲りもせず

作っているのは誰だ



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ