働くこと
ブログに掲載した詩を投稿しています。慣れてきたら完全オリジナルを投稿したいと思っています。前作「鎧」と同様、興味を持たれた方は「トロの楽々ポエトリーライフ」までどうぞ。
すべての人は働くべきだと
だれかが言った
働いていないと人間ダメになってしまうと
それならば
人生の半分近く働いていないぼくは
とうの昔にダメになっているのだろうか
みんな命をすり減らし
不本意に心をねじ曲げて
奴隷とならねば生きていけない
そんなのはごめんだと考えるのは
そんなんだったらダメ人間でいいと考えるのは
ぼくが馬鹿だからだろうか
生きるために働くか
働くために生きるか
どちらか選ぶとしたら?
もちろんどっちもイヤに決まってる
そんなふうに考えるのは
ぼくが甘えているからだろうか