第九十七話
まだまだコロナが終息しませんが皆さんも気を付けてください。
第九十七話
朝方くらいに襲って来るかな~と思っていた盗賊は現れなかった。
俺たちは特に何事もなく旅を続けていた。
そのままそろそろ昼飯にしようかな~と思って、昼飯にするための休憩場所を探していた時に60人規模の盗賊団が現れてくれた。
ついに待ちに待っていた[待ち人来る]であった。
「ヒャッハー」
「お前達、殺されたくなければ積み荷を全て置いていけ」
「おっ、女達も良い女じゃねえか、ついでに女どもも置いていけ」
「けひゃひゃ、お頭ぁ男もいるみたいですが男はどうしやす?」
「男はいらねぇ、殺しちまえ」
「へい」
いや~清々しいくらいに悪党な連中で安心した。
これなら生け捕りにした後のアジトの場所を特定するための拷問に何の躊躇もしなくて良いからな。
それに、今まで来そうで来なかった鬱憤がはらせそうだからな。
まあ、たんなる八つ当たりとも言えるが、気にしたら負けてなのである。
折角の待ち人達なので丁重に殲滅させないとな。
「お前達、折角お客様が来てくれたのだから半数を殲滅、残りの半数は出来れば生け捕りにしろ」
「もし無理なら、仕方ないので皆殺しも許す」
「ここで殲滅しないと罪もない善良な人達が被害を被る事になるからな、躊躇するなよ」
「はい、分かりました」
「は~い、わかりました~」
「はい、分かりましたですはい」
「はい、がう」
「はい、クマ」
「「「「「「はい、分かりましたご主人様」」」」」」
どうやら、ナテュール達も新人達も気合いは十分みたいだな。
しかも、肩に力が入りすぎて空回りする事もなさそうだな。
「ヒャッハー、テメエ等殲滅してやる」
おっと、思わず気分が昂りすぎて出ちゃった、テヘッ。
さて、俺も落ち着いて何人か生け捕りにしたら後は見守るかな。
ナテュール達は盗賊の討伐経験があるからまだ安心して見ていられるが、新人達は今回が初討伐だから気を付けておいてあげないとな。
まあ、ステータス的には大丈夫なんだが、ステータスが高くてもそれが絶対的なものではないので、なるべく経験を積ませないとな。
特に、この星は恐ろしい程広大だと転生神が言っていたしな。
俺の今までの移動距離もこの星からすれば、地球の広さから見て針の穴程度だろうからな。
だからはぐれた時のために何でもない出来る様に鍛えているんだからな。
なら奴隷を買うなって言われそうだが、一人旅は自由も多いだろうが寂しいから嫌だったんだよな。
それに、一人では出来ない事も出て来るだろうから、それに対応出来る様にしたという部分もあるしな。
これからももっと良い人材の奴隷を見付けたら、どんどん買っていくつもりだから盗賊の討伐は良い小遣い稼ぎになるんだよな~。
さて、そろそろ盗賊達の相手をしようかな。
何せ待ちに待っていた待ち人だからな。
これからも宜しくお願いいたします。




