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ご都合主義の異世界転生  作者: 柾木 神々
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第九十三話

 第九十三話


  その後、30人と面談をして、バーニーズマウンテンドッグの獣人の子以外にも5人買った。


  今回買った子達の詳しいことはまた今度、機会があれば紹介したいと思っている。


  これで、新しく6人買ったことでもう1つ新しくパーティーが作れるので、野営の時とかに楽になるだろう。


  もちろん今回の6人は、基本は屋敷などの拠点を手に入れた時の留守番とかをしてもらうつもりだが、当然鍛えてその辺の騎士や冒険者なんかは歯牙にもかけないくらいに強くなってもらう予定である。


  ただ、たちどころには料理を作ってもらったり馭者ぎょしゃをしてもらったりを優先してもらうつもりである。


  それでも冒険者としての登録や多少の戦闘訓練にフォーメーションの練習に装備品の調達などもやっていくつもりではある。


  なので、さっさと森の中での鬼ごっこというなの気配察知や隠遁系の練習に木剣や槍、弓矢などの練習と石を投げての投擲の練習もしてもらった。


  着替えを買ったり、装備品を買ったりなどは買い取った当日にすべて終わらせておいたので、料理の練習も平行して行っておいた。


  取り敢えずで3日は練習日として練習してから、早速海の近くの街に向かって出発することにした。


  新人組に馭者ぎょしゃを交代でさせて、ナテュールたちが交代で周辺の索敵をさせた。


  もちろん、黄玉達も自身で索敵しながら馬車を引くことは造作もなく出きるが、ナテュール達の練習のためにも索敵はさせた。


  最初は盗賊を釣るためにわざと馬車を4頭引きで走らせている。


  通常なら、馬車は2頭引く位にして残りの2頭はそれぞれ騎馬として護衛をするらしいのだが、やっぱり少しでも盗賊を減らしておきたいし、新人達に盗賊を殺すのを躊躇わずにさせる練習のためにも盗賊を釣っておきたいと思った。


  やはり、いざという時の躊躇は、本人のみならず仲間も危険にさらす事になるし、そんな事にはならないが、もし俺達の方が盗賊達に殺されてしまったら、何も悪い事をしていない善良な人がその盗賊に殺されてしまうかも知れないと思うと、こちらに余裕がある時にさっさと体験させるのが良いだろうと判断した。


  もちろん、異論や反論はあるだろうが、生温い事を言って盗賊を逃してから善良な人が殺されるのに比べたら全く、全然、考慮すべき意見ではないので、そんな意見は無視するに限る。


  しかし、そう思っていても盗賊が全く釣れない。


  唯一の男である俺は姿を見せていないし、もし見られたとしても、まだ見た目は10代前半の子供なので大丈夫だと思うのだが、全く釣れないのは残念至極である。


  仕方がないので、俺は馬車の中でも出来る魔力操作系統の練習を、馭者ぎょしゃ馭者ぎょしゃの隣で索敵しているメンバー以外にさせていた。


  魔力操作系を基本にして、極めればかなり有用で有能なスキルなので、さっさと修得してスキルレベルを上げて貰いたいものである。


  1番近くの街までこの馬車のペースでもまだ10日は掛かるので、野営の練習やスキルの修得&スキルレベルの上昇は大丈夫だとにらんでいる。


  駄目であったとしても、練習は決して無駄ではないのでかまわない。


  それにしても盗賊が釣れないので退屈である。


  ちなみに、スキルの【マップ】は使っておらず、俺自身も索敵系のスキルを複数同時に使って警戒はしている。


  これも俺のスキルレベルを上げる為でもある。

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