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ご都合主義の異世界転生  作者: 柾木 神々
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第九十一話

すみません。

安定の短い話です。

重陽の節句ですな。

 第九十一話


「では、おすすめを3人ずつお呼び致しますので少々お待ち下さい」


「その間に出向いていただいても大丈夫な様に、ととのえる様にと言っておきます」


  どうやら大丈夫そうなので、用意して貰う事にした。


  俺って面倒臭い客かもな・・・


  そんな事を思いながら待っていたらしばらくしてコン・コン・コンと扉がノックされた。


「お待たせ致しました。準備がととのいましたので最初の三人をお連れ致します」


  ノックをしてきた商館員さんから準備が出来たとの声が掛けられたので、


「分かりました。お願いします」


  と返事をしたら、別の女性の商館員さんが最初の女の奴隷三人を連れて入室してきた。


  最初の三人は、普通のエルフに普通のドワーフ、そしてバーニーズマウンテンドッグの様な垂れ耳をした犬の獣人族だった。


  エルフの子は(まぁ、成人してそんなに年月が経っていない俺が言うのはおかしいが)一般的なこれぞTHE・エルフって感じで金髪、碧眼、長い耳、スレンダーな体型をしていた。


  髪型はストレートで肩までだった。


  身長は俺よりやや低い位で 顔立ちはプライドが高そうな顔をしている。


  ドワーフの子は種族的な特徴のビア樽の様な体型ではなくて、身長140センチ位のスレンダーな普通の娘さんって感じであった。


  茶髪のボブカットで顔立ちは頑固な職人のオヤジ~って顔をしていた。


  バーニーズマウンテンドッグの様な獣人族の子は、身長はドワーフの子と同じ位で、顔立ちはほんわかしているお嬢さんって感じの顔をしており、体型はボン、キュッ、ボン(昔ながらな言い方)で全体的に良いところのお嬢様って感じであった。


  髪型はウェーブがかかっていて、長さは肩甲骨位までのロングの焦げ茶色だった。


  ちなみに、奴隷の子達は後で分かりやすい様に紹介された順番に一番、二番、三番と言う風に番号が書かれた札を首から掛けられていた。


  これは、今回みたいに大勢の奴隷を見る時に使われる方法である。


  あまりに大勢の奴隷を見ていくと、最初の方に見た奴隷の名前を忘れてしまう事が過去にあったので、その時からこの方法を取り入れたらしい。


  他にも名前がややこしかったり、長かったりしたら言えなかったりするし、たまたま同じ名前の奴隷がいたりしたら困るし、番号の方が分かりやすいと思う。


  まあ、その事は置いといて、三人と話す前に商館員の人に少し確認をとる。


「すみません。この三人が奴隷になったいきさつを教えて貰えますか?」


「分かりました。まず、一番はとある盗賊団に所属していた様ですが、罪の内容が窃盗のみでしたので奴隷となったそうです」


「次に二番ですが、二番は借金と、街中での暴力沙汰を起こした事により奴隷となったそうです」


「最後に三番ですが、三番は両親共に流行り病に罹り、その時の治療の為に借金をしたのですが、返しきれずに奴隷となりました」


  なるほど、この場合だと一番と二番は要らないな、三番はキープしておくとしよう。


  念のために三人にも話はしてみよう。


  もしかしたら何か奴隷商館側が把握していない話が聞けるかもしれないからな。


  他にも奴隷を見たいから話は少しだけにしておかないと駄目だな。

コロナの終息はまだまだ掛かりそうですが皆様もお気をつけ下さい。

これからも宜しくお願い致します。

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