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ご都合主義の異世界転生  作者: 柾木 神々
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第八十七話

早く新型コロナウイルスが終息しないかな。

 第八十七話


  俺は街で色々な物を大人買いしていった。


  そして物資を大量に補充してから、冒険者ギルドに行って周辺状況の確認や目的地までの地図の確認に薬草類の納品依頼の納品を終わらせておいた。


  目的地の街までは、普通の馬車であれば片道で一月ひとつき掛かるみたいだが、蒼玉達ならばそこまでは掛からないであろう。


  であれば、馬車の車体の改造をしておいた方が良いだろうか?


  少なくとも足回りの改造は必須だろうな。


  そうでないと、蒼玉達の速度だとかなりの揺れになりそうだしな。


  前の時はあくまでも普通の馬車が走る程度の速度であったが、それでも俺的にはかなりの揺れであった。


  ナテュール達からすれば、かなり揺れていない方だったらしいが、バスやら車やらに乗っていた経験がある俺からすれば、全然さっぱりまるでダメダメであった。


  だけれども、馬車の改造よりもダンジョンでの修行などの方が優先させなければいけなかったので、後回しにしていた。


  だから、今回は足回りをベアリングなどにしてスプリングとかもつけようかなと思っている。


  だから顔馴染みの鍛治屋に行って鉄鉱石を大量に譲ってもらって、炉を使わせてもらって鉄鉱石を鉄のインゴットに精製したりもした。


  あとの、球状にするのは錬金術を使って造っていった。


  さすがにベアリングは綺麗な同形状の球形にしないと駄目なので、鍛冶の腕前ではなくて錬金術に頼った。


  もちろん、炭素を混ぜて強度を上げるのも忘れずにしておいた。


  そして、車軸も鉄に炭素を混ぜて強度を上げた総金属の物と、木製の車軸に上から板状にして貼り付けた物も用意した。


  蒼玉達なら多少の重量増加があったとしても心配無用だと思うのだが、一応、念のためってやつだ。


  ついでに、木製の棍と鋼と鉄製の棍も色々な太さや長さの物も作っておいた。


  杖術や槍術の練習や本番にも使えるし、槍の柄としても使えるので何かと便利なのである。


  あとは、スプリングだが、これは今はまだ板バネ式にしておく事にした。


  下手にスプリングにして目立ってしまうと、変なやからからまれそうな気がするので、それを避け様とした結果だ。


  もっとパーティーメンバー全体が地力を付ければそのへんも変わって来るだろうが、今はまだその時ではない気がする。


  そして、武器屋で使い捨てにも出来そうな槍やナイフなどを買ったり、食器の買い足しなどもした。


  そのあとに馬車の改造?改良?をして、蒼玉達に会いに行って、飼い葉やくら蹄鉄ていてつなど補修用具等などを買ってから念のために奴隷商館に向かった。


  まあ、今回は、奴隷を買うと言うよりも、出来れば次に向かう街の奴隷商館への紹介状の様な物を手に入れられたらなあ~って思っているのが八割で、残り二割がお買い得な奴隷が居てくれたら有難いと思っている程度なので、そもそも最初から期待はあまりしていないのである。


  奴隷商の様な商売なら、同業者や権力者とかの紹介状があれば、一見いちげんさんには見せない様な奴隷も見せてくれたりしそうなので今回で試して見ようと思った。


  駄目でもともとなので、あまり気にしないで気楽に頼んで見ようと思っている。


  成功すればこれからもこの手は使えるから早めに試して見るだけである。


  出来れば成功してほしいな~。


皆さんも新型コロナウイルスに罹らない様に気を付けて下さい。

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