第八十五話
なかなか話が進まなくて申し訳ありません。
第八十五話
みんなの食事は終わったが、やっぱりというか、予想通りというか、当然の結果というか、取り敢えず俺以外の全員が食べ過ぎで今後の予定を話し合う事は出来なくなった。
食べ過ぎたみんなをそれぞれのベッドに運んで行って寝かせた。
「ご主人様、お手を煩わせてしまい申し訳ありません」
「別に良いさ」
「こうなる様な気がしていたしな」
そう、負け惜しみでも何でもなくまさしく予想通りだったのである。
だから食事前に話し合いたかったのだが、みんなの食べたそうな顔を見てしまうとその雰囲気に負けてしまい最後まで話し合う事が出来なかっただけである。
「確かに食べ過ぎるなと注意されていましたが、美味しかったのでついつい・・・」
「他のみんなにも言うが、緊急時ではないので話し合う内容は明日にでもするさ」
「有り難うございます、申し訳有りませんが、そうしていただけると有難いです」
「分かったから取り敢えず今日はもう休んでおくと良い、食事の方も徐々に慣れていけば良いさ」
取り敢えずナテュールをベッドに寝かせて休ませた。
「カヨウ、食べ過ぎでしんどいだろうが今日はもう休んで話し合いは明日にしような」
「は~い、ご主人様言われた事守れなくてごめんなさ~い」
「大丈夫だよカヨウ、ナテュールにも言ったが、緊急時じゃあ無いから気にしなくても良いよ」
カヨウが泣きそうな顔で謝ってきたので、ナテュールにも言った事をやさしめに言って慰めておいた。
「ほら、食べ過ぎでしんどいだろうがゆっくりと休んでおきな」
「は~い」
「話し合いの続きは明日にでもするから、今日はもうゆっくりと休んで良いからな」
「は~い」
カヨウをベッドに寝かせて休ませた。
「ご主人様、苦しいですはい」
「フォルカス、だから食べ過ぎるなと言っておいただろ」
「はい、そうですが、美味しかったのでついつい食べてしまったのですはい」
「フォルカスお前、反省しているのか?」
なんか反省しているのか怪しかったので、念のために確認してみた。
「反省はしていますが、後悔はしていませんですはい」
「フォルカス、お前な~」
苦し気ながらも真剣な顔でそう宣ったフォルカスを見てしまうと、怒る気が失せてしまった。
「フォルカス、今日のところはもう休んでしまえ」
「はい、ですはい」
「話し合いの続きは明日にでもするからゆっくりと休めよ」
「はい、ですはい」
フォルカスをベッドに放り込んでから部屋を出た。
「リオン、具合はどうだ?」
「ご主人様、苦しいですがう」
「だろうな、まあ、食べ過ぎなだけだから今日はもうゆっくり休んでおくと良いぞ」
「はい、分かりましたがう」
「次からの食事会からは食べ過ぎない様に気を付けてくれれば良いから、反省だけはしておいてくれよ」
「はい、次からは頑張ってみますがう」
「話し合いの続きは明日にでもするからな」
「はい、がう」
リオンに反省を促しベッドに寝かせてから部屋を出た。
「ポーラ、何とかならなかったな」
「ご主人様、も、申し訳ないクマ」
俺が食べ過ぎない様に注意した時に「何とかなるクマ」と自信ありげにしていたので、皮肉を込めて言ってみた。
そうしたらポーラは恥ずかしそうにしながら謝ってきた。
「反省しているのなら良いが、今後はあまり過信し過ぎない様にしろよ」
「はい、クマ」
「反省さえしてくれれば良いが、今日のところはもう休んでしまえ、話し合いの続きは明日にでもするから」
「はい、クマ、おやすみなさいクマ」
「はい、おやすみ」
取り敢えず全員を休ませて、俺は明日の予定を整理していった。
話し合いの続きは昼過ぎ位で良いな。
その方がみんなもゆっくり休めるだろうしな。
ちなみに全員お姫様抱っこで運ばさせていただきました。
みんな顔を赤くしていたが幸せそうだったので良しとした。
お姫様抱っこはどの世界の女子も憧れるものなのかな?
コロナウイルスの被害が拡がっていますので、皆さんも十分に気を付けて下さい。
これからも宜しくお願い致します。




