第八十四話
すみません。
今回もあまり進みませんでした。
第八十四話
「ご主人様、美味しいです」
「おいしい~」
「美味しいですはい」
「美味しいがう」
「美味しいクマ」
どうやら俺が作った料理はみんなの口にあった様だ。
ただ、みんなの食べるスピードを考えると食べ過ぎになる様な気がするので、胃薬でも用意しないといけないか真剣に悩んでしまう。
それ程にみんなの食べるスピードが早い。
手のひらだいのハンバーグが1個1秒で口の中に消えてしまっているペースなのだから驚きである。
しかも、食べ方も綺麗で食べこぼしが無いという凄い状況である。
作り手としては嬉しいが、胃袋の心配をしてしまう位の食べっぷりである。
作っておいて何だが、今後の食生活が非常に心配である。
みんなにも料理の手解きをしていかないといけないかも知れない。
みんなは今まで1人一人前か二人前程度しか食べていなかったので、もしかしたら足りなかったのか心配になる。
「みんな、そんなに食べてもらえるのは嬉しいが、もしかしたら今までの食事は足りなかったのか?」
「いえ、そんな事はありません」
「ただ、美味しいので食がすすむだけですので、気にしないで下さい」
みんなが一心不乱に食べているので、ナテュールが代表して答えてくれたが、ナテュールも食べながら答えていたのでどうやら嘘やお世辞ではなさそうだ。
「食べ過ぎて動けなくなるまで食べない様に気を付けるんだぞ」
「はい、前向きに善処します」
ナテュールはどこぞの政治屋(政治家)の様な答えを返してきた。
「は~い、がんばる~」
カヨウは無理かもしれない・・・。
「たぶん大丈夫ですはい」
フォルカスも無理っぽい。
「頑張ってみますがう」
リオンはどっちに頑張るのだろうか?
頑張って食べるのか?それとも頑張って食べるのをホドホドにするのか?
「何とかなるクマ」
ポーラに関してはもう食べる方向で何とかする積もりの様だ。
これは明日は完全に休みにしておかないと駄目っぽいな。
海を目指すのかダンジョンをとっとと攻略するのかの話は明日の夜以降にしないと駄目だな。
この調子だと食後は死屍累々な状況になるのはめにみえているな。
俺は明日は買い物してから今日の料理のレシピをまとめておいて、最終的に種類毎にレシピ集を書いて、レシピ本にしてみんなに渡す様にしておかないと駄目かもな。
ついでに奴隷商館に行って、どんな奴隷が居るかの確認もしておこう。
今の状況だと拠点を手に入れても拠点防衛や単なる留守番が出来ないからな。
取り敢えず、明日と街を出る前に奴隷商館にチェックしに行くのは決定事項にしておくかな。
後は、武器屋や防具屋にも行って、適当な数の武器や防具を買っておくのも忘れずにしておこう。
特に消耗品の矢は買い占める位に買っておこう。
手入れの道具や調味料に食材も買い足しておかないと駄目だな。
なんせナテュール達に料理を教えるなら大量に食材や調味料が消費されそうだしな。
はぁ、明日は今日以上に大変になりそうだな。
ナテュール達がモリモリ食べているのを見ながらそんな感想を思い描いていた。
これからも宜しくお願い致します。
皆様もコロナウイルスには気を付けて下さい。




