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ご都合主義の異世界転生  作者: 柾木 神々
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第七十八話

 第七十八話


  朝起きてから全員揃って朝食をとり、全員で冒険者ギルドに向かった。


  そして、冒険者ギルドへの依頼品の納品も特にトラブルも無く終わり、ついでに再びダンジョンで手に入るアイテムなどの納品依頼を再び受けてから、街中で消費した消耗品などを購入した。


  もちろん、今日の晩には昨日言っていた反省会と少し豪華な食事の予定なので、その分の食材などは大量に買っておいた。


  反省会は昼過ぎにして、晩に少し豪華な食事にしようと思っている。


  今回の少し豪華な食事は宿屋の調理場を特別に借りて俺が地球の食事を作ろうと思う。


「俺はこれから今日の晩の食材などを買いに行くので、皆は昨日言っていた通り昼まで自由行動にする」


「昼飯の後に軽く反省会をしてその後再び自由行動にするからお昼には一度宿屋にまで戻って来るようにしてくれ」


「はい、分かりました」


「は~い」


「はい、がう」


「はい、ですはい」


「はい、クマ」


「さっきの冒険者ギルドでの依頼料は全額ナテュールに渡しておくからみんなで分けて使うと良い」


「宜しいのですか?」


  ナテュールが今回の依頼料を全額渡すと言ったら気にして確認してきたので全然問題ないと言っておいた。


  実際ナテュール達が頑張った結果だし、ダンジョンで得たドロップ品を全て冒険者ギルドに売ったわけではないので全く問題ない。


「昨日も言ったが必ず三人以上で行動する様にしてくれ」


  過保護かも知れないが、この街の事はよく知らないし、冒険者が集まっていれば当然馬鹿な奴も出てくるし、ナテュール達は全員が美人や美少女の部類の中でもトップクラス中のトップクラスなので、特にそういう奴が群がって来そうなのである。


「はい、分かりました」


「は~い」


「はい、がう」


「はい、ですはい」


「はい、クマ」


「何かあれば宿屋まで逃げろ、もしくは人混みにまぎれて気配を消したりして撒けば良いから」


「はい、分かりました」


「は~い」


「はい、がう」


「はい、ですはい」


「はい、クマ」


「どうしても無理そうなら俺が後で何とかするから安心しろ」


「はい、分かりました」


「は~い」


「はい、がう」


「はい、ですはい」


「はい、クマ」


「まあ、昼間からそんな阿呆は居ないと思いたいが、絶対ではないからな」


「なんならローブでも着ておくか?」


「はい、そうします」


  代表してナテュールが答えると、残りのみんなもうなずいた。


「だったら今からそれ用のローブを買いに行こうか」


「良いの~?」


「それ位なら全然問題ないぞカヨウ」


「ありがとう~、ごしゅじんさま~」


  俺はカヨウの頭を撫でながら答えた。


  そうして、防具屋に入って俺を含め全員お揃いのローブを五種類買った。


  これはローブの色や種類から再び尾行してきたりされるのを防ぐ為である。


  その後、俺を除く全員がローブを装備して自由行動させた。


  俺は食材や調味料に食器を大量に買ってから武器屋によって使い捨てにしても問題ない様な得物を大量に買ってから宿屋へと戻り、調理場の一角いっかくを借りて調理を始めた。


  俺が出来るのはネットのレシピをかなりの数見て、実際に作ったりしていたので意外と作れたりする。


  だから今回もその中からのいくつかを作る積もりでもある。

これからも宜しくお願い致します。

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