表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ご都合主義の異世界転生  作者: 柾木 神々
73/157

第七十三話

 第七十三話


  目標の盗賊団のアジト近くまで辿たどり着いた。


  前回同様盗賊達に見付からない様に夜中まで休憩しておいた。


  ただ、今回は課題があるので装備を盗賊達に見付かりにくい暗めの物に変更しておいた。


  ナテュール達の暗視のスキルレベルがまだまだ低いので、そこが少し不安だが、それでもまるで見えない訳ではないのでこれからレベルを上げていかないといけない。


「そろそろ盗賊団のアジトに強襲をかけるけれど準備は出来ているか?」


「はい、大丈夫です」


「は~い、大丈夫だよ~」


「準備万端がう」


「準備出来ていますですはい」


「準備出来ているクマ」


  全員から準備万端との返事がきたから強襲のタイミングをはかる事にした。


「今回は俺がタイミングを指示するが、次回からは皆で順番に強襲のタイミングをはかる様にしてもらうからな」


「はい、何とか頑張ります」


「大変そうだけど頑張るよ~」


「頑張ってやってみるがう」


「失敗しないのを目標に頑張ってみますですはい」


「上手く出来る様に頑張ってみるクマ」


  全員が了承の返事をしたが、顔はタイミングをはからないといけない緊張からか暗かった。


  これも最初の方は失敗しても良いから徐々に慣れていってもらうしかないな。


  それからも少しだけ他愛ない事やこれからの訓練の予定を小声で話していたら、盗賊達が見張りを除いて眠りについたみたいなので、ナテュール達に強襲をする様にゴーサインを出した。


  取り敢えず見張りの二人の盗賊達はナテュールとカヨウの風魔法のウィンドカッターで音もなく首か飛んだ。


  見張りの二人を始末してから皆はアジトの入り口まで音をたてずに進んでいった。


  その後も皆は慎重にアジト内を進み、一人、また一人とうめき声をあげさせずに始末していった。


  どうやら盗賊達は油断していた事もあったのか、全滅させるのに然程さほどの時間もかからずに全滅した。


  俺の予想ではもう少し梃摺てこずると思っていたが、俺の予想以上に盗賊団が低レベルというか、危機意識が無かった様でまるでダメダメだった。


  スキルの【マップ】で表記されるレベルは前に殲滅させた盗賊団と同じくらいだったのだが、【マップ】に表記されない危機意識のレベルがダメダメなのは予想出来なかった。


  【マップ】でそこまで表記してくれたら有り難いが、そこまで求めるのは贅沢なのだろうから諦めた。


  取り敢えず、盗賊達の死体を一ヶ所に集めてから浄化と火葬をしてから埋めた。


  そして、アジトにあった多少の金品と食料を回収して、俺達が来る前に盗賊達に殺されてしまった人の遺体が無いかを確認した。


  今回も遺体は発見されなかったので、アジトの入り口を魔法で閉じて今回の盗賊殲滅作戦は終了するが、課題的には追試にしようと思う。


  さすがに今回の様な感じでは不安が残るというか、不安しか残らない感じになってしまったので皆は納得してくれるだろう。


「皆、よくやった」


「しかし、今回の盗賊団はあまりにも危機管理能力が低すぎたので、課題的には追試にしたいと思う」


  俺が皆に課題は追試にする事を知らせた。


「はい、分かりました」


「今回の盗賊団の様な感じなら仕方がないと思います」


「は~い」


「はい、分かりましたがう」


「そうですね、仕方がないと思いますですはい」


「確かに楽すぎたから仕方がないと思うクマ」


  皆は納得してくれたので、次回はもっと修行になりそうな盗賊団にしないといけないな。


  レベルがあまり高すぎず、それでいて人質になりそうな者もおらず、程よく周囲を警戒している様な盗賊団はそう都合良く見付からないだろうな。


  まあそんな都合の良い盗賊団を見付けるのは街に戻ってからの俺自身の課題だろうな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ