第六十八話
すみません。
またまた短いです。
第六十八話
「今日から皆の希望通り盗賊の討伐をしていこうと思う」
俺が皆に盗賊討伐をしていくと発表すると全員が緊張で力んでいたので少し肩の力を抜かせる為に詳しく話していった。
「そう力む 事は無い」
「最初は規模も小さい盗賊団を選ぶし、ギルドからの依頼としては受けないので失敗しても、捕まったり死んだりしなければ全然問題ない」
「だからそこだけは安心してほしい」
「後は、拐われている人の有無だが、俺は拐われている人よりもお前達の方が大切だから、いざとなれば拐われている者がいても見捨てるからな」
「まあ、失敗しない様にするつもりだけどな」
最後に軽い感じで言えばなんとか肩の力を抜いてくれた。
まあ、最初からこちらに犠牲が出ない様にするのが当たり前なのだが、それを俺の口から言わないとナテュール達は無理しそうなので、予め言うことにした。
「ちなみに、今回の討伐予定の盗賊団は、20人規模の小さめの盗賊団だから、そう思って討伐準備しておいてくれ」
「一応盗賊討伐の準備も訓練のうちだから、そこも考えて準備してくれ」
「集合は夕方にしておこう」
「はい、分かりました」
「は~い」
「分かりましたですはい」
「分かりましたがう」
「分かりましたクマ」
全員が準備の為に出掛けたので、俺は街を出てスキルの【マップ】を使って適当な盗賊団の情報収集を行っていった。
出来れば街から適度に近く、人質になりそうな拐われている人がおらず、ある程度の戦利品がありそうなのが良いのだが、戦利品に関しては最悪なかっても良しとした。
そうして探してみれば、適当な盗賊団が3つも見つかってしまった。
そのせいで、余計に悩んでしまいそうなので、地面に木の枝を立てて、木の枝が倒れた方向に近い盗賊団を最初に狙う事にした。
ここに来て選び方がいい加減になってしまったが、本当にその3つの盗賊団に戦力差が無かったので悩むだけ損な気がしたので良しとした。
明日1日かけて作戦を練って明後日には盗賊団の討伐としよう。
作戦もナテュール達にも考えさせよう。
どんな作戦を考えるのか楽しみだな。
これから先、俺が居ない状況になった時にも、自分達だけでの作戦立案力を少しでも身に付けていれば生存率があがるからな。
特にダンジョンではぐれた場合はその心配性な位の方が良いからな。
無駄と思える事を無駄と切り捨てるくらいなら、少しでも生かしたいからね。
地道に少しずつナテュール達に力を付けさせたいからね。
さて、街に戻って俺も盗賊団の討伐準備をしようかね。
これからも宜しくお願い致します。




