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ご都合主義の異世界転生  作者: 柾木 神々
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第六十三話

なんとか突貫で書いてみました。

少々の事は見て見ぬふりをして頂けると有り難いです。

第六十三話


 さて、部屋の移動も戸締まりも終わったし、自己紹介でもしてもらおうかな。


「自己紹介をしてもらおうと思うんだが、種族と名前を言っていってくれ」


「では、私から言っていきましょう」


 そう言うと、ナテュールから自己紹介していった。


「私はハイエルフのナテュールと言います」


「今は弓や魔法での後衛をしております」


「これから宜しくお願いしますね」


 ナテュールが無難な自己紹介をした。


「次は私だね~」


 どうやら次はカヨウの番のようだな。


「私は狐の多尾族のカヨウだよ~」


「私も後衛だよ~」


「これから宜しくね~」


 うん、カヨウ独特の自己紹介になったな。


「次は私ですはい」


 カヨウの次に自己紹介を始めたのはハイイロオオカミの獣人族の女性だった。


「私はハイイロオオカミの獣人族で名前はファルカスですはい」


「どの様にお役にたてるか分かりませんがこれから宜しくお願いしますですはい」


 どうやらファルカスは語尾がですはいになるのが口癖かな?


「次は私ですがう」


「私はバーバリライオンの獣人族で名前はリオンと言いますがう」


 リオンは語尾ががうになるのか。


 最後は北極熊の獣人族の女性だな。


「最後は私ですクマ」


 クマ?


「私は北極熊の獣人族で名前はポーラですクマ」


「体の頑丈さや鼻の良さとかにも自信があるので、きっと役にたってみせるクマ」


 うん、やっぱり聞き間違えではない様だな。


 語尾がクマになっているよな。


「自己紹介ありがとう」


「俺の事はここに来るまでに紹介が終わっているのではぶかせてもらう」


「これからの事を言う前に確認したいのだが、三人とも語尾が俺とここに来るまでに話していた時と違うのはどうしてなんだ?」


 奴隷商館から宿屋に戻るまでの語尾はごく普通だった。


 それは確かだ。


 しかし、今の語尾はそれぞれ『ですはい』『がう』『クマ』になっている。


 何か意味があるのか聞いておかないといけないしな。


「種族的に意味があるのか?」


 俺がそう尋ねると北極熊の獣人族のポーラが代表して答えてくれた。


「特に種族的な意味は無いクマ」


「これは単なる方言クマ」


「方言?」


「そうクマ」


「ここに来るまでの会話の時には出ていなかったが、それはどうしてなんだ?」


「それは方言を出さない様に注意して会話をしていただけクマ」


「緊張していたから大変だったクマ」


「なら、今は緊張していないのか?」


「緊張しているけど、方言を出した位で怒ったり、折檻せっかんしたりしない人だと分かったから、そこは無理しないで良いと思ったからありのままの自分を出したクマ」


「ただ、ファルカスのはたんなる口癖らしいクマ」


「道中の会話では出さない様にかなり気を付けていたみたいクマ」


 信頼、信用してもらえたと思って良いんだよな。


「分かった」


「無理に方言を直さなくても良いけれど、方言を出したらいけない場合も出てくる可能性もあるから、方言を出さない練習をしておく様にな」


 今は無いだろうが、方言を出したら駄目とか言う様な依頼者や狭量の奴が居たときの為に、方言を出さない練習はさせておこう。


 まあ、いざとなったらどうとでも出来る様にしておくけどな。


「まあ、方言の事はおいといて、簡単に言うと、ポーラは基本は盾職[タンク]をしゅとして前衛[アタッカー]をしてもらう」


勿論もちろんそれだけじゃ無く、場合によっては斥候職もしてもらうから頑張ってくれ」


「はいクマ」


「次にファルカスとリオンだが、主に斥候職や前衛[アタッカー]をしてもらうし、いざとなったらポーラの代わりに盾職[タンク]もしてもらう事もあるからそのつもりでいてくれ」


「はいがう」


「はいです」


「このあと武器屋や防具屋等に買い物に行くから遠慮はしないで必要と思った物は言ってくれ」


「俺は世間一般の奴隷持ちの人とはかなり違うので、そこはおいおい慣れていってくれ」


「疑問に思ったりした事も遠慮無く聞いてくれて良いからな」


「俺に直接言いにくいならナテュールかカヨウに言ってくれ」


「はいクマ」


「はいがう」


「はいです」


「それじゃあずは着替えや日用品から買いに行こうか」


 自己紹介も終わったし、本当に軽い説明も終わったので、着替えや日用品を買いに出発した。


 詳しい説明や前衛や探索の練習もこれからだけど、これでようやくダンジョンにもぐれるな。


 三人にもマジックバッグを渡すのも忘れずにしないとな。


 これからが楽しみだ。


 袖を引かれるのでそちらを見たら、カヨウが何か聞きたそうな顔をしていた。


「カヨウどうした?」


「何か聞きたそうだが」


 俺が問いかけるとカヨウは深刻そうに聞いてきた。


「ご主人様、私も語尾にコンとかつけた方が良いのかな~?」


「・・・」


 あまりにも突拍子も無い質問をされたから一瞬、意識が飛んでしまった様だ。


「いや、そんな事を気にする必要は無いぞ」


「俺は別に語尾に特徴があるから彼女達を買ってきた訳じゃ無いからな」


「だから、そんな深刻そうな顔はしない様に」


 それから俺はカヨウに納得してもらうまでに十分じゅっぷん以上の時間を要した。


 なんでこんな事になるんだろうな。


 俺のせいでは無いと思いたい。

微妙な表現をしているのはスルーして頂けると有り難いです。

三人の語尾に関してはノーコメントを貫く所存です。

名前は適当に決めてしまいましたが、ま、いっかと思っています。

名前を考えるのは特に苦手です。

これからも宜しくお願い致します。

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