第六十一話
すみません。
今回も短い話になってしまいました。
誠に申し訳ありません。
第六十一話
さて、今日はいよいよ奴隷商館が新しく手に入れた奴隷を見に行く日だ。
一応、【マップ】でも確かめられるが、やっぱり自分自身の眼で直接見てみたいから【マップ】での確認はしておりません。
後、ナテュールとカヨウはお留守番である。
後のお楽しみと言っておいた。
早速、宿屋で朝食をとってから奴隷商館へとのんびり向かった。
途中、色々と買い物をしたので、少しも時間がかかったが、まあ大丈夫だろう。
何せ、奴隷商館に行く詳しい時間は言っていないからな。
さて、おもしろじゃなく、良さげな奴隷が見付かると良いけど見付かるかな?
「連絡して貰ったジンだけど入っても大丈夫かな?」
「只今案内の者がやって来ますので少々お待ちください」
門番をしている人に聞いたらいつの間にか案内の人を呼んでくれていたみたいで待つように頼まれた。
少しすると前回通された応接室の様な部屋へと案内された。
部屋で出された紅茶を飲んでいるとセバスさんがやって来た。
「ジン様お待たせしてしまい申し訳ありませんでした」
「いえ、商館に来る時間を指定していなかったので大丈夫ですよ」
「それより、新しく入った奴隷はどんな感じですか?」
「そうですね、そればかりは実際に見て頂かないと何とも言えないですね」
「それもそうですね」
「では、早速で悪いですが新しく入った奴隷で、前回と同じ条件の者を見せて下さい」
「もしその中で買いたいと思う者がいなかったら他の新しく入った奴隷も見せて貰えるかな?」
「それは構いませんけれども宜しいのですか?」
「別に構わないですよ」
「条件はあくまでもその条件の中で希望にそう者がいれば僥倖というだけなので」
「そうなのですね」
「ええまあ、それに、条件に合わなくても面白いと思う者がいれば購入しておきたいですしね」
「では、条件に合う者の中に希望にそう者がいることを祈っておきましょう」
「直ぐに連れて来ますので今しばらくお待ちください」
そう言うとセバスさんは部屋を出て行った。
それと入れ替わりに紅茶と茶菓子のお代わりが持って来られた。
はてさて、今回は面白い人材がいるかな?
なかなかに楽しみだな。
少しして、セバスさんがやって来た。
「何度もお待たせしてしまい申し訳ありません」
「奴隷達の用意が整いましたので一人づつ入室させますので、ご自由に面談なさって下さい」
「一応、私ともう一人同席させて頂きますが、それは防犯上仕方のない事なのでご了承下さい」
「ジン様の方で護衛等を連れて来られていれば当商館の方からは一人の同席又は、商館の者はドアの外での待機も出来ましたが、今回はジン様はお一人で来られておりますので申し訳ありませんがお一人には出来ません」
「特に奴隷が何かしたりする訳ではありませんが決まりですのでご了承下さいます様お願い致します」
「ええ、構いませんよ」
「それでは一人目を呼びます」
セバスさんがそう言うと、部屋の外で待機していた奴隷と商館の人が入室してきた。
どうやら奴隷一人につき一人の商館の人が付き添っている方式をとっているみたいだ。
今回は、まだ奴隷が入りたてなのでこの方式にしているというのもあるみたいだ。
やっぱり教育不足の面を考慮しているのだろうなと思う。
通常は新しく奴隷が入ったとしても、暫くは教育にあてているらしいのだが、今回は俺が無理を言って直ぐに見せて貰っているので、正に例外中の例外と言えるだろう。
普通は俺の様な若造が言っても今回の様な事にはならないが、セバスさん的に何か思惑でも有るのではないかと勘繰ってしまうが、今回は本当に偶々だった様だ。
そんなこんなでたっぷり時間をかけて面談をしていった。
結論から言えば、今回は三人の奴隷を買った。
簡単な内訳は次の通りである。
先ず一人目、獣人族のホッキョクグマタイプの女性。
二人目は、同じく獣人族のバーバリライオンタイプの女性。
三人目も同じく獣人族のハイイロオオカミタイプの女性。
それぞれが中々に優秀なタイプの種族なので迷わず買った。
他にも一人二人位この三人には若干劣るけれども優秀そうなのがいたので、そちらは三人の仕上がり次第で購入してもいいかなぁ程度なので、三人を鍛えてから売れていなければ買うとセバスさんに漏らしてしまった。
何か残ってしまっていそうな予感がする。
まあ、三人の詳しい事はナテュールとカヨウの二人と合流してからにしておこうと思う。
これに呆れずにこれからも宜しくお願い致します。
下手したら次回更新は10月になってしまうかも・・・
期待しないで待っていて頂けると有り難いです。




