第五十七話
短いですが宜しくお願い致します。
第五十七話
さて、今日から図書館に行って、図書館での用事が終わってから本屋巡りだな。
この街の図書館に行った事が無いから図書館にどれ位の本が有るのかが分からない。
だから図書館の本のコピーにどれ位の時間がかかるか分からない。
まぁ、宿屋の部屋で考えていても進まないので朝食を食べたら早速図書館へと行こう。
「俺は今日から図書館に通う事になると思うけど、ナテュールとカヨウはどうする?」
「もしお許し頂けるのであれば図書館に同行させて頂けると有り難いです」
「カヨウも一緒がいい~」
俺が図書館に行っている間のナテュールとカヨウの予定を聞こうと思っていたのだが、あっさりと同行すると言ってきた。
俺としては別に自由行動してもらっても大丈夫なのだが同行を選んだ様だ。
「別に自由行動でも良いのだが同行するというので良いのか?」
「はい、図書館に行った事が無いので行ってみたいです」
「一緒に行く~」
「分かった、なら朝食を食べたら一緒に行くか」
「はい、有り難うございます」
「は~い」
今日の三人の行動予定が決まったので早速朝食を終わらせよう。
図書館の場所は、俺達が泊まっている宿屋のある場所から見て街の反対側にあると宿屋で聞いた。
図書館に向かう途中の屋台や店で買い物をした。
この街の図書館の外観は、貴族の屋敷の様であったが広さは断然図書館の方が広そうだ。
あくまで貴族の屋敷はこの街や今まで立ち寄った街の物しか知らないが、それでも図書館の方が広そうだと言える程の広さがある。
この街の図書館は五階建てであった。
図書館の受付で入館の手続きをした。
入館料は一人金貨一枚で、帰る時に銀貨一枚分を徴収されるが、残りは返却されるらしい。
もし本を破損させたり汚したりしたら金貨はそのまま徴収される。
しかし、本の中には更に徴収される物があるらしい。
しかし、その本は許可がなければ立ち入りが出来ない特別室に所蔵されているらしい。
その許可はなかなかおりないが、図書館に通い続けて図書館の職員からの信用を得てからでないと許可の申請すら出来ないと説明して貰った。
これは、例え貴族であろうと例外ではないが、王族は例外とされている。
何故ならこの国の図書館が全て王立であり、全ての図書館に所蔵されている本は王族の物であるというのが理由である。
ただし、本の貸し出しはしていないが、図書館内で写すのは自由なので俺のコピーも大丈夫だと思いたい。
大丈夫だよね。
と、とにかく、俺達は金貨を払って図書館内に入った。
もし、探している本があるなら受付で言えば司書の人が探して持って来てくれるらしい。
今の俺達には必要無いけどね。
「ナテュールとカヨウは自由に好きな本を読んでいると良いよ」
「俺は下から順番にコピーしていくから何かあれば言ってくれれば良いから」
「はい、分かりました、有り難うございます」
「は~い」
ぱっと見た感じでは本は数十万冊は軽くありそうだ。
中には同じ本があるだろうがそれを差し引いてもかなりの蔵書数であった。
「これからこれだけの本をコピーしていくのか大変そうだな」
早くも挫けそうだが頑張ろう。
中には今の俺には必要無い物もあるだろうがまぁ構わずにコピーしておこう。
さてさて、何日かかるかな?
突っ込みたい事はあるでしょうがそこはスルーして下さい。




