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ご都合主義の異世界転生  作者: 柾木 神々
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第四十九話

すみません、かなり短めです。

第四十九話


 さて、昼食をとり終えて今は食休み中である。


 昼食の感想は可もなく不可もなくであった。


 調理の腕も要修行と言ったところだろう。


 ナテュールとカヨウは食器等を片付けてから食休みをとっていた。


 次はキチンとしたステーキソースとかも作っておきたいと思った。


 ナテュールとカヨウが焼いたステーキは多少焦げていたがそこまで酷いと言う程ではなかった。


 彼女達の名誉の為にこれだけは言っておかないといけないと思った。


「二人とも、食休みが終わったら出発するから今のうちにしっかりと休んでおくんだぞ~」


「はい、分かりました」


「は~い」


「今日はどこの村にも寄らないからそのつもりでいるように」


「寄らないのですか?」


「寄らないの~?」


「ああ、寄らないよ」


「蒼玉達の脚なら普通の馬よりも先に行けそうだし、大きな街なら兎も角、村ならそのまま素通りする積もりだよ」


「村に寄って泊まらないのは何か理由が有るのですか?」


「あるの~?」


「いや、特になにも無いが、何か特産品があるとは行商人の人達も言っていなかったから寄る気にならなかっただけだ」


「寄って欲しいなら寄るがどうする?」


「いえ、何故なのか気になっただけですので寄っていただかなくても大丈夫です」


「そうか、なら寄らずに素通りで行くぞ」


「はい」


「は~い」


 まあ、本当なら村であろうと街であろうと寄って情報収集するべきなのだが、それはもう少し先に進んでからにしようと思う。


 兎に角今は食休み、そして昼食時の調理の反省をしておこう。


 頭の中で反省をする事大体三十分。


「二人とも、そろそろ出発するぞ~」


「「・・・」」


 二人から返事が無かったので二人を見ると、二人とも寝ていた。


 確かにしっかりと休む様に言ったが寝てしまうとは思わなかった。


 これは今晩にでも反省会かな?


「二人とも、何時いつまで寝ているんだ」


「そろそろ出発するぞ」


 俺が少し声を大きくして言ったら二人とも何とか起き出した。


「すみません、寝てしまっていました」


「ごめんなさ~い」


 二人とも反省はしているみたいだから今晩の反省会はあまりきつめにしなくても大丈夫かな?


 しかし、これが魔物の出やすい場所ならパーティーメンバーを危険にさらす事になるからやはりきつめにした方が良いのかな?


 そのあたりは今から今晩までの二人の行動を見てから判断しよう。


 そして、蒼玉達を馬車に繋いでから出発した。


 結局のところ今日は特に魔物や盗賊に襲われる事もなく、村を一つ通り過ぎるだけで夕方になった。


 一応道中はマップで魔物や盗賊、そして俺達に悪意を持っていそうなのが近くにいないのを内緒で確認しながら移動していた。


 しかし残念な事にゴブリン一匹すら出なかった。


 この周辺はまだ真面目に魔物を狩っているのだろう。


 当然、そんな所には盗賊もなかなか居着く事は無い。


 さて、そろそろこの辺りで野営の準備をしよう。


 今晩のおかずは何にしようかな?

読んで下さって有り難う御座います。

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