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ご都合主義の異世界転生  作者: 柾木 神々
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第四十八話

今回は短いうえに、適当調理回です。

第四十八話


 さて、どの辺りにしようかな。


 昼食をとるのに丁度良い場所を探していたら街道から少し外れた所に良い感じの場所が有ったので、そこで昼食をとることにした。


 メニューはナテュール達の事を考えて、サラダの盛り合わせと街で買っておいたパンに、ステーキにフルーツにした。


 あまり凝ったメニューにしてしまったら二人が困るであろうとの配慮だ。


 料理経験の無い者にいきなり熊手料理や駱駝らくだの丸焼きに満漢全席を作れと言っても無理なのと同じなので無理はしない。


 何事もコツコツ一歩づつである。


 そんな事を考えながら昼食をとるための場所に移動した。


「よし、ここで昼食をとるから蒼玉達のお世話が終わったらたきぎになる枯れ枝を集めて来てくれ、俺はその間にかまどを作っておく」


「はい、分かりました」


「は~い」


 到着してから蒼玉達のブラッシングや昼食の用意をしてから俺がちっさなかまどを作り、ナテュールとカヨウが近場でたきぎになる枯れ枝を集めた。


「それじゃあ、俺は日を起こすから二人はサラダの盛り合わせとパンを用意してくれ、そのあとにステーキの焼き方のコツを教えるから」


「はい、初めてですが頑張ります」


「私もがんばるよ~」


 調理の素人と言う事で失敗の心配の無い事からしていって貰おうと思う。


 サラダは包丁は使わず手でちぎって盛り付けるだけだし、パンにいたっては街で買っておいたのをマジックバックから取り出して皿にのせるだけなので安心である。


 テーブル代わりは近くにあった木の切り株である。

多少は傾いていたが、許容範囲内であった。


 ナテュールとカヨウが割り当てられた分を並べ終えたので、ステーキの焼き方を教えた。


 教えたと言っても俺自身それほど調理のレベルは高くないので俺自身も要修行だと思っている。


 本来なら鉄板焼にしたいのだが、今回は網焼きにしておく。


 ロー(完全に生の状態)、ブルー(限り無く生に近くて、片面又は両面を数秒程度焼いた状態)、ブルーレア(ブルーとレアの中間位で、片面又は両面を数十秒程度焼いた状態)、レア(片面のみ焼いた状態で、日本では鰹のたたきの様な状態、ブルとも言う)、ミディアムレア(そのまんまレアとミディアムの中間、セニャンとも言う)、ミディアム(切るとほぼ全体に色が変わっているが肉汁は生に近い状態、ア・ポワンとも言う)、ミディアムウェル(ミディアムとウェルの中間)、ウェル(よく焼いた状態)、ウェルダン(ウェルよりもよく焼いた状態、ビヤン・キュイとも言う)、ヴェリー・ウェルダン(完全に中まで焼いた状態、肉汁が全く外に出ない)等の色々な焼き方があるが、今回はウェルダンにしようと思う。


「二人とも、俺が見本を見せるから覚える様に」


「分かりました」


「は~い」


「分からなかった時は素直に聞く様にすること、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥だからな」


「?、何ですかそれは?」


「よくわかんない」


「あぁ、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥っていうのは、知らない事を人に聞くのは、その時は恥ずかしいと思っても、聞かなければ一生知らぬまま過ごす事になるので、そのほうが恥ずかしいく、知らない事を恥ずかしがったり知ったかぶったりせずに、素直に聞いて学ぶべきだという事だよ」


「へ~そうなのですね」


「難しいね~」


「俺の故郷の教えの一つなんだ」


「そんな事より、ステーキの焼き方を教えていくぞ」


「あっ、はい」


「は~い」


「まず、この位の大きさに切る」


 日本にいた時の大体三百グラムになる位の大きさに切った。


 肉は、街で買っておいたビッグカウ(地球の成牛の約五倍の大きさらしいが、それでも子牛と成牛の中間位の大きさ位であるらしい、地球の成牛の約五倍というのは、店の人に聞いた大きさからのおおよそのサイズである)のロースの辺りの肉である。


「この時に、すじが有るなら二、三ヶ所に切れ目をいれておくと良いぞ」


「その後、肉に塩胡椒をふったら直ぐに焼く」


「今回は網焼きだが、出来れば鉄板で焼くかフライパンで焼くと良いぞ」


「まずは強火で焼いてから焦げ付かさない様にして、両面をしっかりと焼く」


「本当は肉を休ませたりする方が良いのだが、それは家とかゆっくり出来る時にした方が良い」


「今回みたいに何時いつ魔物や盗賊に襲われるか分からない時はこんな感じで良いぞ」


「はい、分かりました」


「は~い」


「今回は俺が二人の分も焼くが、次は二人が焼くんだぞ」


「はい、なんとか頑張ってみます」


「焦がしちゃったらどうしよう~」


「後は回数をこなしていくしか無いだろうな」


「本当は香草とかも塩胡椒と一緒にふりかけておきたかったが、それは慣れてきてからな」


「はい」


「は~い」


 こうしてなんとか昼食の用意をして、二人に少しづつ調理を教えていったが、先は長いんだろうなぁと思ったが、二人ともなかなか真剣に聞いていたのでそこは安心しておこうと思った。


 今はそれより昼食だ。


 冷めない内に食べよう。

調理の方法は正に適当なのでそこはスルー推奨です。

読んで下さって有り難う御座います。

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