第三十三話
スキル名を囲む括弧を変更しました。
以前の物はそのままにしておきますので、誤字報告は無用です。
第三十三話
まぁ、俺の勝手な想像はちょっと横に置いといて、二人にはきっちりと説明してもらおうかな。
と言ってはみたもののどっちから聞こうか考えていなかったな。
さて、どっちからにしようかな。
ここは、年齢順でナテュールからにしようかな。
特に根拠も何も無いけれど、背の低い順や高い順でも良かったけれど、【神眼】で見た時のインパクト的に年齢順にしてみようと思う程度の思いつきだ。
「では、ナテュールから説明してくれるかな?」
「私からですか?わかりました」
「では、説明させていただきます」
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
ナテュールからの説明は結構かかってしまった。
おおまかに流れを言うと、まず、産まれた里を外の世界を見たいと思い立って飛び出す。
数年は何とかなっていたが、ある時、森の中で魔物の群れに遭遇してしまい逃げ出す。
逃げている途中で大怪我をしてしまい魔法である程度まで治療をするもMPが切れてしまい気絶する。
目を覚ますと近くに人の気配がするので助けを求めようとする。
その前に、ハイエルフが珍しい種族である事を自覚しているので自分に人族に見えるように魔法をかける。
なんの魔法かは割愛する。
出来れば回復したMPで怪我の治療をしたかったが、それ程MPは回復しておらず、人族に見えるように幻覚をかける位が気絶しない精一杯だったらしい。
自分に魔法をかけた後に声を出して助けを求める。
勿論魔物の気配でないのを念入りに確かめた後でである。
こちらに気付いた人族に助けてもらえたと思ったら、その人族達は偶々(たまたま)近くに来た盗賊達だったらしく、捕らえられて奴隷商に売られる。
奴隷商に売られる時に、売りに来た者達は盗賊だと言ったが、その奴隷商は盗賊達とグルだったらしく徒労に終わる。
抵抗しようにも、MPは回復しておらず、しかも、怪我もしていたので自力での脱出は無理であったらしい。
最後の手として奴隷商に売られる時に違法に売られようとしている事を言うも奴隷商もグルだったから無駄であったと言っている時にはかなりの怒気が出ていた。
その後、違法な奴隷商人に隷属の首輪を付けられたのでその後は違法に奴隷にされた事を喋る事や、攻撃魔法等の奴隷商人の不利になる様な魔法の使用を禁止されたから怪我は奴隷商人に治させて、自分はひたすら人族に見えるように自分に魔法をかけ続けてきた。
その後、何人もの奴隷商人に転売されていき、自分が違法な奴隷であると立証するのがほぼ無理になってしまい、最終的に俺が値下げ交渉した奴隷商人に売られ、俺が買い取ったらしい。
つまり、姿を人族にしていたのはハイエルフだと何をされるか分からないからだったが、運悪く盗賊に捕まり売られてしまい、売られてからも、ハイエルフだとバレればどうなるか分からないのでひた隠しにしていたと言う事だった。
蛇足ではあるが、俺が値下げ交渉した奴隷商人は何も知らないし、特に犯罪歴も無かった。
所々細かく説明してくれたが割愛しておこう。
時間があれば説明する時もこよう。
多分、きっと、恐らく、気が向けば。
さて、話を戻そう。
ナテュールの話が本当なら解放しても良いのだが、そうなると、ナテュールを無一文どころか、俺に借金した状況での解放になるし、まともな装備等もない状況で解放してもろくな事にはならないだろうから今すぐの解放は無しで良いだろう。
何?お前が借金(この場合は、俺が奴隷商人からナテュールを買った金額)をチャラにして、暫くは生活出来るだけの金額渡せば良いだろうだって?
何故俺がそんな事をしなければならない?
俺は、聖人君子ではないのだからそこまでする義理は無い。
今回は、初代竜神のベスプレームスの時とは違う。
あの時は、俺が報奨という感じで色々と貰えたのだが、今回は無償と言うよりも俺が損するし、彼女の為にもならないと判断したから無しの方向になる。
そこ、ケチとか器が狭いとか言うな!!
ここはシビアにするべき時だろう。
それに、今回俺がそんな風に助けてしまえば、次に同じ様な目にあった時に、また誰かが助けてくれるだろうと思ってしまえば自力で助かる可能性が低くなってしまうだろうが!!
それに、姿をハイエルフに戻してからも俺の奴隷であれば再び違法奴隷として売られる心配も無いからな。
そんな事をすれば、例え貴族であろうとも重罰に処せられるからな。
そこ、下手な言い訳するなとか言わない!!
そこはもう置いておこう。
兎に角そう言う訳で彼女の解放は無しで良いだろう。
ナテュールの話が結構かかってしまったのでここら辺りでひとまず休憩にしよう。
カヨウの話はその後にしても大丈夫だろう。
PV77,000ユニーク17,000超えました。
これもひとえに皆様のおかげです。
有り難うございます。
これからも宜しくお願い致します。




