第三十話
漸く二人の名前が出せました。
皆様のお陰でPV65,000ユニーク12,000をこえました。
これからも宜しくお願い致します。
第三十話
特に問題もなく二人が俺の奴隷となる手続きは終了した。
その後、奴隷商人から奴隷の扱い方やその他色々な注意事項を教えて貰った。
俺が奴隷商人から注意事項を教えて貰っている間に奴隷の二人は極々普通の町娘的な服装に着替えていた。
その服代は俺が出して奴隷商館の従業員の人に買って来て貰った。
面接の時は貫頭衣だったのでそのまま街中に出るのを俺が嫌ったので買って来て貰ったのだ。
それに、俺は奴隷に貫頭衣を着せたまま街中を歩くと言う趣味は無いので服を買って来て貰うのは元々決めていた事でもある。
その事は置いといて、注意事項等の説明を聞き終えてから、俺は二人を連れて一度宿屋へと戻った。
奴隷だから部屋を貸さないとか、馬小屋で寝させろとかの一悶着も特に無く、単純に二人分の宿泊費を払えばそれで良いそうだ。
勿論三人部屋に変更して貰っているからな。
これは奴隷商人も言っていたが、この国であるならば奴隷の分は追加料金で済むが、他国に行くと部屋を貸さない宿屋とかも出てくるらしいのでそこは気を付ける必要がある。
この国と同じ扱いをする国もあるのでその辺は自分で情報を収集するしかないのである。
その事は置いといて、変更して貰った部屋に入ってから俺は二人に疑問に思っている事を聞いてみた。
「さて、二人には色々と聞いてみたい事があるのだが、先ずは自己紹介からしようか。俺はジンと言う。これでも一応冒険者をしている」
俺は自己紹介をしてから促す様にハイエルフの女の人の方を見た。
「私はナテュールといいます。これから宜しくお願い致します」
「あっ、わ、わたしはカヨウといいます。よ、よろしくお願い致します」
キツネっ娘が若干かみながら自己紹介してくれた。
「そんなに緊張しなくても良いよ、二人には家事全般や、冒険者になって俺と一緒にダンジョンに潜ったり、冒険者ギルドからの依頼をこなしたりして貰いたいけど大丈夫かな?」
「「はい、大丈夫です」」
「それと、新しく奴隷を買った時に、新人の教育も任せる事になると思うからその時は頼むよ」
「「はい、わかりました」」
その後、俺の奴隷に対する対応がどんな感じになるのかの基本を説明していったら、二人は安心してくれた。
そして、本番として二人の種族や見た目が奴隷商人の認識と違っていた事を聞こうとした時、
【メールだよ、メールだよ】
唐突に聞き慣れた、しかしこの世界では聞こえる筈のない機械的な音声が聞こえてきた。
俺は慌てて周囲を確認したが何も無かった。
それどころか、俺の行動を見た二人に「この人は何をしているのだろうか」的な目で見られていた。
その時になって俺は漸くスキル【メニュー】の中に【メール受信のみ】と言う怪しい項目があるのを思い出した。
これを見た時は「こんな機能があっても使い途なんて無いだろう」と思っていたものだ。
それなのにいきなり、しかも、これから目の前の二人に事情を色々と聞こうとしていた矢先でメールを受信したものだから何でこんなタイミングで、しかも、誰からメールなんかが届くんやと大声で叫びたくなった。
内心でかなり混乱しながらも何とか取り繕ってこれからどうしょうか考えた。
冷静に考えたら、俺にメールを送ってこれそうなのは俺の転生に関わったあの転生神しか思い付かなかった。
もし、俺の予想が当たっていたら、よりにもよってあの転生神からのメールとなるので、メールを開くのが怖くなって来た。
しかし、メールを見ないことには余計に悪い方向に向かいそうなのでここは諦めてメールを確認することにした。
勿論その間二人の事は放置する事になる。
鬼が出るか蛇が出るか。
もしかしたら蛇ではなくて、邪かも知れない。
二人の種族や見た目の説明などは次回か更にその次の予定となっておりますが、予定は未定であって決定ではありませんので予定が狂っても怒らないで下さい。
ツッコミも遠慮したいです。
何とか予定通りにいくように鋭意努力致します。




