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ご都合主義の異世界転生  作者: 柾木 神々
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第二十六話

皆さまのお陰でPV47,000、ユニーク12,000を越えました。

有り難うございます。

今回から長さのmをカタカナのメートルに変更しました。

以前のものはそのままにしておきますが、よろしくお願いいたします。

第二十六話


 翌朝、何とか復活した俺は宿屋でそのまま朝食をとってから俺は奴隷商館へと向かった。


 唐突だが、奴隷と言っても様々な奴隷がある。


 まず、一般奴隷である。


 一般奴隷とは、その人が住んでいた村等が、魔物等の脅威にさらされた時に冒険者ギルドに依頼しようと思っても、村に冒険者ギルドに依頼する為のお金が無かったり、足りなかったりした時にその不足分をうめる為等の、やむにやまれない理由により奴隷商に売られ奴隷になった者の事である。


 次に、借金奴隷である。


 借金奴隷とは、一般奴隷と似たり寄ったりな感じではあるが、こちらは、商売や個人的な賠償等の理由により奴隷となった者の事である。


 もとともは呼び名も分けていたが、今では借金奴隷も一般奴隷と言う人が多い。


 次に、賭博奴隷である。


 賭博奴隷とは、ズバリそのままで、賭博により借金が返せなくなり奴隷となった者の事である。


 こちらは同じ借金が理由でも娯楽により借金をした事が原因なので、一般奴隷や借金奴隷とは別枠扱いである。


 その他にも、自分の娯楽による借金が原因で奴隷となった者も賭博奴隷扱いとなっている。


 昔は別枠であったらしいが、娯楽奴隷と言う呼び方だと、奴隷に娯楽でなってみたと勘違いする人が極希にいた為に賭博奴隷の枠組みに入れられたのが理由であるらしい。


 それを聞いた時は思わず「冗談だろ」と言ってしまったが、どうやら本当の事らしい。


 話がそれてしまったので元に戻そう。


 次に、犯罪奴隷である。


 犯罪奴隷とは、そのままで、犯罪を犯した為に奴隷となった者である。


 一般奴隷に借金奴隷は比較的多くの者が平民に戻れるが、犯罪奴隷は平民に戻れる事が一部の特殊な例外を除いてまず無いらしい。


 その例外とは、無実の罪をきせられたと立証出来れば平民に戻れるらしいが、それは非常に難しいらしい。


 それでも過去に数件の前例があったみたいなので不可能では無いみたいだ。


 因みに、全ての犯罪者が犯罪奴隷になる訳ではない。


 大量殺人犯等の凶悪犯は、普通に死刑になる。


 そして最後が戦争奴隷である。


 戦争奴隷とは、戦争により捕虜になった者で、所属国又は、親類縁者が賠償金と言う名の身代金を支払えば解放されるのに、支払ってもらえなかった者の事である。


 ただし、戦争奴隷は主に貴族が買うらしいので、なかなか市場に出る事は無いみたいだ。


 一応ここまでが以前に、行商人のタイトさんに聞いた内容である。


 戦争奴隷の説明時に、最後にと言ったが、特例と言うか、特殊な事情により奴隷になる者もいるそうだが、その場合は特殊奴隷とはならずに、奴隷商人が買い取り時にどの種類の奴隷にするのかを確認して分けているらしいので、奴隷の種類の説明時に戦争奴隷を最後にと言わせてもらった。


 タイトさんいわく、「一応、私が把握はあくしている奴隷の種類はこれだけだけどこんな感じで良かったかな?」との事。


 まぁ、分からなければ奴隷商人に確認すれば良いだろと思ったので「有り難うございます」とだけ言っておいた。


 というわけで、奴隷の説明を思い返している間に目的地である奴隷商館にたどり着いた。


 外見からは五階建ての普通の石造りの屋敷としか見えない。


 五階建て以上の建物は結構あった。


 そのほとんどは何らかの施設系統であった。


 衛兵さん達の施設であったり、各ギルドの支部であっり様々である。


 冒険者ギルドの場合は、冒険者達が依頼書の貼られているボードやら受付がある建物は三階建てで、そのすぐ隣に冒険者ギルドの五階建ての建物があるのである。


 五階建ての方は、ギルド職員の寮も兼ねた資料の保管施設の役割もしたりしているらしい。


 他にも何かに使用しているらしいのだが教えてもらえなかった。


 そんな事はおいといて、奴隷商館の方に話を戻そう。


 先程言ったが、五階建てで、パッと見た感じ、広さは五百メートル四方はありそうだ。


 特に怪しげな雰囲気があるわけでもなく、本当に極々普通な感じの建物だった。


 言われなければ奴隷商館だと分からない見た目である。


 ただ、違う所を挙げれば、それは高さ五メートル位の柵に覆われていて、出入口らしき所に柵の内と外にそれぞれ二名ずつの門番らしき人がいる位である。


 そこが大きく違うだろ!!


 と言うツッコミはいらない。


 何故なら、金持ちの人達の家も同じ様な感じだからである。


 もし、門番らしき人に「ここは○○様のお屋敷だ」と言われてしまえば奴隷商館か個人の屋敷かの区別がつかない位に極々普通な感じの建物なのだから仕方ないと言える。


 別に奴隷商は違法でもなんでもないので、取り敢えず奴隷の脱走等の対策として高い柵があるのだろうと思っている。


 それ以外にも普通に防犯の為に柵があるのだが、それはそれとしてスルーして下さい。


 さて、いつまでもながめていないでそろそろ奴隷商館に奴隷を手に入れに行こう。

奴隷購入迄行けず申し訳ありませんでした。

次回こそ奴隷購入に迄こぎつけますのでよろしくお願いいたします。

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