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ご都合主義の異世界転生  作者: 柾木 神々
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第十九話

何とか退院出来ました。

暫くは短めの文章で更新していきます。


皆さまのお陰でPV17,000、ユニークが5,000越えました。

ありがとうございます。

これからも宜しくお願い致します。

第十九話



 方針が決まったので、俺は早速洞窟の入口に結界を張り、音や匂いが入らない様にした。


 結界であれば、範囲設定や強度がカンストしてしまったステータスのせいで想定以上になったとしても害が無いので使用した。


 これが、ほむら魔法だったら、大規模な火事になってしまうので使わなかっただろう。


 例え制御出来ていたとしても、森の中では炎系統の魔法は使わなかっただろう。


 その他にも、俺が今覚えている他の魔法も使えないものばかりだ。


 例えば、土魔法だが、普段なら森の中でも使える良い魔法なのだが、ステータスがカンストしてしまっており、そのステータスに慣れていない今だとどうなるか分からないと言うのもあるが、単純に今回の場合だと洞窟の入口をふさいでしまったのがゴブリン達にバレてしまうので却下である。


 同じ様な理由で、水魔法に氷魔法も却下。


 嵐魔法に竜言語魔法と龍言語魔法は単純に威力が分からないのと、洞窟の入口をふさぐのには適していないのでこれもまた却下である。


 そうして残ったのが無属性魔法と結界である。


 無属性魔法も結界と同じでゴブリン達から見えないし、音や匂いを防ぐ事が出来るだろうが、無属性魔法だと戦っている間も維持し続けないといけないので、慣れていない今回だと却下しないといけなくなる。


 以上の理由により結界を使って洞窟の入口をふさいでおく事を選んだ。


 結界で洞窟の入口をふさいだのでアイテムボックスⅩから木刀を二本出して、木刀に魔力をまとわせた状態にしてから洞窟前にいるゴブリン達の殲滅せんめつに取り掛かった。


 取り敢えず、洞窟の外にいるゴブリン達のステータスを【神眼】で一通りチェックしてみたが、特にスキルを持っている奴もいなかったし、ステータスも一対一なら冒険者でないような一般人でも何とか勝てる程度のものだった。


 スキルの【隠行】と【魔力鎧】を使用して、目立たない所にいるゴブリンから首をはねて回った。


 勿論もちろん首をはねたゴブリンの死体は直ぐにアイテムボックスⅩに回収しながらだからまわりのゴブリン達にも今のところは気付かれていない。


 そんな調子で七十体位を倒したあたりでゴブリン達が「ギャアギャア」とさわぎ出した。


 流石に半数近くの仲間が姿を消したらわかるか。


 と言うより、これまで気付かれていなかった方が凄いと思ってしまったが、俺がゴブリン達を声を出させずに殺したのとスキル【隠行】のお陰だろう。


 今回の戦闘でもスキルのレベルが上がっているのでスキル【隠行】の効果も上がっているのが原因だろうし、ゴブリンの索敵能力が低いのも影響していると思われるが、検証しようとは思わない。


 それに、ゴブリン達も「ギャアギャア」さわいでいるだけで俺の存在がはっきりと確認されているわけではないのでバレてしまうまでこのままスキルのレベル上げと身体能力の確認作業を続けよう。


 身体能力の方は把握出来たので今ではもう作業の様にゴブリンの首をはねていった。


 気付けば背後から首をはねる暗殺者な気分だよ。


 ゴブリン達の残りが五十を切った辺りからゴブリン達が恐慌きょうこう状態になっていた。


 恐慌きょうこう状態になったゴブリン達は辺り構わず武器の錆びた短剣を振り回していたが、そんな攻撃は俺に当たる訳がなく、スキル【隠行】の影響もあり、俺は楽々と洞窟の外にいるゴブリン達を殲滅せんめつ出来た。


 俺のステータス的には当たり前なのだろうが俺的には身体能力の把握が出来たので満足である。


 おまけでスキル【隠行】等のレベルが上がったので大満足である。


 洞窟の外にいるゴブリン達の死体と使っていた錆びた短剣の全てをアイテムボックスⅩに回収してから洞窟の入口に張っていた結界を解除した。


 次はいよいよ洞窟内の探索だ。


 そして、洞窟内の探索が終わったら、ひらけた場所を探してから魔法のチェックである。


戦闘シーンは暫くの間一方的なのでこんな感じですが、これからはもっと読み応えのあるような文章にしていきたいと思います。


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