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ご都合主義の異世界転生  作者: 柾木 神々
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第百三十四話

 第百三十四話


 この二月ふたつきほど冒険者ギルドの依頼をこなしたり、海産物を買ったり採取したり、訓練の日々を過ごしたりしていた。


 そうこうしていると、みんなのレベルも徐徐に上がり、海中での戦闘も出来る様になってきた。


 しかし、海中での戦闘はまだまだ不安しかなく、浅瀬での戦闘のみにしていた。


 浅瀬と言っても、せいぜい水深10メートルから良くて20メートルぐらいである。


 本当は、深海でも自由自在に戦闘出来るのが理想だが、そこまでにはまだまだ時間が掛かるだろう。


 そもそも、海中での呼吸が戦闘時で最大5分くらいなので、まるで話にならないレベルである。


 スキル【水中行動】系の取得が理想なので、それまでは無理せずにじっくりと取り組んでいく予定である。


 まあ、俺だけは海中の魔物や生き物から【スキル強奪】で【水中行動】系のスキルを入手出来るので、早めに入手してスキルを鍛えていく予定でもある。


 そうしておかないと、いざという時に仲間の達を助けられない可能性があるので、そこは手を抜いたりはしない。


 それに、深海の方が美味しい魚介類が多い気がするので、そういう面からも絶対に手を抜いたりはしない。


 その為にも、冒険者ギルドの依頼もこなして、金銭的にも実力的にも充実させていかないといけない。


 ましてや、俺も仲間の達も、普通の人と比べると長命種ばかりなので、無理のきく若い今のうちにレベルもスキルも修得や鍛えておくと後々楽になるのは目に見えている。


 特に念頭においているのが、仲間とはぐれて一人きりになった時でも、仲間と合流出来るまで、一人でも余裕で生き抜けるだけのレベル、スキルに知識、知恵を身に付けておきたいし、身に付けさせておきたいと思っている。


 一度、それとなく冒険者ギルドで、冒険者ギルドの職員や、冒険者の人達に聞いてみたら、冒険者ギルドのランクがSまでいけば及第点かな?と思うと言われた。


 Aランクだと、多少の状況でも大丈夫だろうが、それでも安心はできないと冒険者ギルドの職員さんも先輩冒険者の人達も声を揃えて言っていた。


 まあ、俺が聞いた前提条件がかなり厳しかったっていうのもあるが、AランクとSランクとでは、かなりの実力差があるらしい。


 だから、俺達の最低限の冒険者ギルドでの目標は、全員がSランクでも上位に位置する事になった。


 その事はメンバー全員に言ってあるし、全員が納得してくれた事でもある。


 だから、全員が今の修行の日々を納得した上で真剣にこなしている。


 後は、出来ればダンジョンにこもってレベル上げをしておきたいが、まだまだスキル的にも実力が不安なメンバーもいるので、そこは今後のお楽しみにしている。


これからも宜しくお願い致します。

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