表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ご都合主義の異世界転生  作者: 柾木 神々
133/154

第百三十三話

 第百三十三話


 俺達は今、海岸で塩や苦汁にがりを作ったり、潮干狩りの要領で貝をとったり、釣りをして魚などを釣ったりしている。


 釣りの方は、釣れなくても釣りスキルの取得やレベル上げも兼ねているので、心配はしていない。


 塩と苦汁にがりは、俺の錬金術で作っているので、塩と苦汁にがりの備蓄とスキルのレベル上げがはかどっているので、ホクホクである。


 潮干狩りの方は、貝をとるのがメインというよりも、息抜きの方がメインとなっている。


 そして、岩場の方では、亀の手や岩牡蠣などの採取を頼んでいる。


 これで少しでも海に慣れてくれれば、後は潜水や水中行動などをサポートしてくれそうなスキル修得を目指すつもりである。


 そうすれば、海老や蟹なども手に入り易くなると思っている。


 勿論もちろん、朝市などで買ったりもするけれど、自分達が求める様な品が確実にあるとは限らないので、これは続けていくつもりだ。


 この街では、タコやイカも売られていたし、それどころか、ウツボとか日本でもなかなか見かけない魚介類も売られていたので、それの調理もしていかないといけないと謎の使命感があふれてきていた。


 勿論もちろん、本屋で本を買ってレシピなどを手に入れたり、図書館で料理本をコピーしたりするのも忘れないつもりでいる。


 ちなみに、この世界では、余程の大型な魚や魔物でないと寄生虫はいないらしい。


 その寄生虫も、1番小さいのでも肉眼でハッキリと目視出来る大きさらしい。


 この情報は、俺の転生を担当していたあの神の情報なので、嘘ではない様だ。


 一応、冒険者ギルドや料理人の人や、漁師の人達にも確認してみたが、情報に嘘や誤情報はなかった。


 だから、刺身もこの世界では普通に存在するのは有り難かった。


 でなければ、刺身を1から普及させなければ周りから奇異な目で見られるところだった。


 兎に角、今はじゃんじゃん塩を作ったりしておく事だ。


 塩はいくらあっても困らないし、腐りもしないので重宝する。


 ついでに、浜辺に打ち上げられている海藻の中から、いたんだりしていないのを集めて、乾燥させたりもしている。


 勿論もちろん、綺麗にしてから乾燥させているので、ゴミが付いていたりする事はない。


 これで、少量だが昆布やワカメも手に入ったので、乾燥させた昆布を粉々にして塩と混ぜて昆布塩にしたりもした。


 出汁だしをとる為の昆布も当然ながら確保している。


 しばらくは、浜辺での塩作りやその他の採取も1日のルーティーンに入れておいて、数を確保するのと、スキルのレベル上げをしていく様にしよう。


 勿論もちろん、冒険者ギルドで依頼を受けるのも忘れずにするけどね。


 生活が安定するまでは忙しくなりそうだが、こういうのも悪くないと思う。


これからも宜しくお願い致します。

出来れば、いいねボタンを押して下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ