第百一話
なかなか進まなくてすみません。
第百一話
「ブッヒャヒャヒャヒャヒャ、や、やめてくれ、ブッヒャヒャヒャヒャヒャ、な、何でも話してやる、ブッヒャヒャヒャヒャヒャ、だ、だからもうやめてくれ、ブッヒャヒャヒャヒャヒャ」
「話してやる?」
「ブッヒャヒャヒャヒャヒャ、い、いや、話す、話します、話させて下さい、ブッヒャヒャヒャヒャヒャ、だ、だから、もうやめてくれ、やめてください、お願いします、ブッヒャヒャヒャヒャヒャ」
俺はまずは擽りを選んである程度の事を教えてから実践させてみたら、たまたまなのかこの盗賊にはまったのか物凄く効いていた。
ただ、もう少し色々な擽り方などを試してみたかったので、何か片手落ち感がするのは仕方ないと思う。
かといって無理に続けるのもあまり意味は無さそうだったので、仕方なく話の続きを促す事にした。
「じゃあ、まずは、お前達のアジトは何処にあるんだ?」
「はぁはぁはぁ、この先の森を抜けた先にある山の麓にある洞窟の中にある」
遠くもなく近くもない絶妙な位置にあるな。
普通の護衛の依頼中なら潰しには行けないし、近くの街に報告している内にアジトを放棄して逃亡出来るだけの時間は稼げそうな絶妙な距離だな。
「お前達の仲間は後どのくらいの人数がいるんだ?」
「ここにいたメンバー以外には後23人だ」
まだそんなに残っていたんだな。
事前のチェックより多いのは何か有るのかな?
「特に注意すべき者は居るか?」
「うちの副リーダーをしている奴が居るが、そいつは元騎士団に居たらしい」
「他には?」
「後はみんな同じくらいだが、みんな奥の手の1つや2つは有るだろうから詳しくはわからん」
嘘か本当かは分からないけれど、元騎士団に所属していた騎士が居るのか。
もしかしたら俺が確認してから新たに所属した盗賊でも居るのかな?
まあ、それほど脅威にはならないだろうから積極的に潰しに行こうかな。
その為にはもう少し情報を集める様にする癖をつけさせておこうかな。
「人質になりそうな者は居るのか?」
「ああ、まだ死んでなければ5、6人は居たと思う」
人質有りか、人質になっている人には申し訳ないが、良い練習になるかもな。
「お前達がアジトを出たのはどのくらい前の事だ?」
「2日、いや、3日前になると思う」
3日前か、まあ、まだアジトを捨てて逃げてはいないだろうと思うから潰しに行くのは急ぎめになるかな。
「アジト周辺に罠とかは有るのか?」
「いや、俺たちが出る前はなかった」
まあ、この3日の内に新たに罠を設置している可能性は有るか。
もしかしたら元騎士団の騎士が盗賊団の乗っ取りでも考えているのかな?
「馬車などが通れる道とかは有るのか?」
「アジトから少し離れた所まで行ける道はあるが、その道はアジトに残っている仲間が見張っているから使えないぞ」
やはり見張り付きになるか、なら、蒼玉達は固有スキルにある厩舎に居てもらって、盗賊達は同じく固有スキルの監獄にでもいれておいて、馬車はアイテムボックスにでも仕舞っておいておけばメンバー全員で行けるな。
この際、ある程度のスキルは知らせておくのも良いと思っているので、教えておこうかな。
どうせ皆は色々なスキルを持っているのは気付いているだろうしな。
そうすればこれからの旅も楽になるだろうし、メンバーのレベルアップなどにも意欲を出してくれるだろうしな。
さあ、これからどんどんしごいて行くぞ。
振り仮名は間違っていないので、振り仮名の誤字報告は要らないですよ。
これからも宜しくお願いいたします。




