参番 魔技術法専門学校入学式
短いです。すいませんm(_)m
今日は、入学式だ。
無事オレは『王立魔技術法専門学校』に合格し、指定された席に座っている。
これから待っている学園生活というものに、ワクワクしながらドキドキしている真っ最中だ。
昨日、ユミからメールで
「聞いて驚かないでね!なんと!私、ユミが~……合格しました!イエ~イ!パフッパフッ!」
と送ってきたので何時か会うだろう。知り合いがいると思うとオレも心強い。
壇上にハゲの方が登ってきた。恐らく校長先生だろう。するとアナウンスがはいった。
<まず、本校教頭からの御挨拶です>
…………教頭先生だったようだ。何だか恥ずかしい。
「えー。星暦52億年えー。3157万えー」
(えー。が多いな。ありきたりだ)
「えー。74……えー。えー。5……なんだっけ?」
(なんだっけってなんだよ!あんま面白くないのに、笑っちゃいけない時だから無駄に攻撃力が……これもしかして周りも)
チラッと周りを見ると案の定、必至に笑いを堪えようとプルプルと震えている人ばかりだった。
さらに教頭は無駄に笑いの圧力をかける。
「えー。そう!1年!えー。気をとり直して。えー。星暦52億……」
ここで会場が1つとなった。それぞれが、もうやめてくれ……!と切実に思いながらプルプルと震えていた。