零番 終わって始まった。
ここまで来て読まないとかやめて下さいね!?
処女作なので期待すると逆に損ですよ?
ではどうぞ~!
あるところに、一人の少年と独りの少女がいました。少年の名前はユキ。少女の名前はイロハ。少年ユキは誰からも好かれ、皆の人気者でした。そんな彼に恋したのが、根暗の独りの少女イロハです。
少女イロハは綺麗な顔をしていましたが、人とコミュニケーションをとるのが苦手だったので友達が誰もいませんでした。ですが、少年ユキが少女イロハに話し掛けて友達になってくれました。
それが切っ掛けで、少女イロハは少年ユキを好きになりました。
少年ユキも少女イロハと接していくうちに、少女イロハの優しい心、健気なところに段々と惹かれていきました。
そして何時しか、少年ユキの隣には少女イロハが必ずいました。それは、少年ユキ達の輪のなかに入るのと同じでした。少しずつですが、少女イロハにもユキ以外の友達も増えていきました。
そして、少年ユキと少女イロハが恋仲になったのです。周りからは、祝福の声と妬みの声があがりました。
ですが何時しかそれもおさまり、少年ユキと少女イロハは幸せな日々を送っていきました。
そんな頃でした。これは、運命で決められていたのでしょうか。
少年ユキが少女イロハと二人だけで外出した日がありました。少年ユキは少女イロハにプレゼントを渡そうと、少女イロハを一人にしたのです。
少年ユキが少女イロハへのプレゼントを持って戻ってくると、そこにいたのは少女イロハではなく、少女イロハ“だった”ものでした。
その時でした。少年ユキが壊れたのは。
少年ユキは少女イロハのことを受け止めきれませんでした。少年ユキの瞳は色を失いました。少年ユキは、毎日のように行っていた学校にも行かなくなりました。
皆が学校にいる間は泣いている、または自傷行為をしているかのどちらかでした。
そんな日々を送っていたある日です。声が聞こえました。
『貴方の愛するイロハを取り戻したくはありませんか?』
少年ユキは肯定の意をしめします。声はまた聞こえました。
『ならば教えてあげましょう。その方法を』
少年ユキの瞳は段々と色を取り戻していきます。そして聞きます。どんな方法だ?と。また声が聞こえました。
『世界の概念をねじ曲げることです』
ここまでお読み頂ありがとうございました!
短めですが許してね?これからも短めだと思います。完結までお付き合い下さいませ。m(__)mアドバイスや感想などもらえたらいいな……!(´・ω・`)ではまた!(^_^)ノシ