魔法少女☆困惑
お客様が増えたので、更新を頑張ってみましょう(はぁ)
最近、舞香との距離が近過ぎる気がする。
今も隣りに座り、肩を寄せて共にTVを観てる舞香に俺は困惑していた。
どうも旅行から帰ってきてから、会話というかスキンシップが増えた。
以前は夕食を終えると「勉強がありますから」と早々と帰宅していたのだが、この所、何だかんだ理由をつけて泊っていくことが多い(通学先はどっちの家からでも近いが)。
それだけなら別に構わないのだが、やたらと甘えてくるようになり、身体に触れ合う機会が多くなった。
湯上りの無防備な姿を晒す舞香。
膝上で居眠りしたいと懇願する舞香。
舞香は大事な家族なのだが、年頃の女の子にあまり密着されると俺も男だ。
その、なんだ……色々困る。
「少し離れた方がいいんじゃないか? ほら、加齢臭(哀しい)とかあるし」
と舞香に提案してみたものの、
「わたし恭介さんの傍が一番落ち着くんです。
恭介さんの匂いも好きですし……御迷惑ですか?」
と上目遣いでおねだりされては返答に窮する。
どうしたものかな~(はぁ)。
今もパジャマ姿から覗く幼い肢体(そろそろブラくらい着けなさい)に目のやり場を困らせていた。
(俺はロリコンじゃないぞ……多分)
絶対と断言できない自分の意志力に敗北感を抱きながら、俺はニヤニヤ顔で手招きをしている後ろの劣情下等生物へリモコンを投げるのだった。




