2024年10月27日
アニメの声優交代に関して思うことがあって、僕の大好きなマンガ・アニメ・ゲームに『ドラゴンボール』シリーズがあります。
まあ、みんな好きだよね。
そのドラゴンボールの新TVアニメシリーズ『ドラゴンボールダイマ』にて、メインのキャラクター達が幼児化することになる訳ですが(まだYouTubeのshortでしか見てないから幼児化かとうかは定かではないけれども)その際に主人公である孫悟空役以外の主要キャラクターの声優を現行の役者さん達から軒並み刷新したことがちょっと話題に上がっていたんですよね。
ドラゴンボールなんて自分が生まれる前からマンガが連載していて、アニメが放送されていて、ゲームが発売されているものだから、かなり息の長いコンテンツなわけですよ。こういった長く親しまれてきたコンテンツでどうしても発生してしまうのが製作者側の高齢化であり、演じている声優さんの高齢化をどうすべきか問題ですよね。
主役を務める野沢雅子さんでさえ御歳88歳、今回も主役を務めているのが半端ない訳ですが、以下ベジータを演じていた堀川りょうさんが66歳、ピッコロを演じていた古川登志夫さんが78歳、クリリンを演じていた田中真弓さんが69歳と、でぇベテランばかりですよ。
そんなでぇベテラン達が演じてきたドラゴンボールですが、今回新シリーズで声優交代を行われたことで賛否両論巻き起こるのは仕方ないことなのかなやって部分はもう置いといて……。
自分の考えを書かせて頂くと、まあ良いんじゃないの? って、所です。
物心着く前からスーパーファミコン版『ドラゴンボールZ超武闘伝2』で、ドラゴンボールの格ゲーを遊んでいた自分にとって近年発売されていたゲーム『ドラゴンボールZ カカロット』や『ドラゴンボール Sparking! ZERO』での孫悟空の声はやはり昔好きだった悟空の声、ってよりかはおばあちゃんになった野沢雅子さんの声、って認識が強いんですよね。言ってしまえば悟空なんだけれども悟空ではなくなってきた、って感じ?
まあ今でも悟空の声を出せている野沢雅子さんが半端ないのだけれども、そういったリスペクトを抱きつつも時折ちょい厳しいな、と辛口にならざるを得ないのは好きだからこそなのだと思うのです。
逆も然り、どれだけ高齢になろうとも悟空の声は野沢雅子さんじゃないと嫌だって勢力がいるのは好きだからこそじゃないですか?
『ドラえもん』然り、『ルパン三世』然り長く続いてきたコンテンツで声優の高齢化や病没によって交代をせざるを得なくなった際には、言いたいことを言いたくなってしまう気持ちは自分も痛いほど良く分かるので、ここで吐き出している訳ですから。
いつも通りの何が言いたいんだ、な散文ですがまとめると、声優が交代する時は制作に文句を言ってやりたくなるので文句は言いますが、それでも面白ければ面白かったぞ、と賞賛も言うのが1番なのではないかな、と言うことです。
何かしらのアクションがあればそこに善し悪しはどうしても出てきてしまうものですから、だからこそ善い部分と悪い部分はしっかりと1つずつ切り分けて言葉にするべきなのかな、と思います。
制作が新陳代謝を図れず、コンテンツが終わることの方が辛いですしね。