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ユニコーンに懐かれたのでダンジョン配信します……女装しないと言うこと聞いてくれないので、女装して。  作者: あずももも
13章 高難易度ダンジョンへの挑戦

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381話 【ユズちゃんの大規模校難易度攻略配信】4

【速報・テイムモンスター、増える】


【俺テイマーだけど、速攻でダンジョン協会から緊急招集かかったわ】

【私も……】

【モンスター連れていくために向かえよこすからとか】

【怖いことされないよね? ね?】


【かわいそう】

【かわいそう】

【完全にとばっちりでかわいそすぎる】

【ほんそれ】


【ユズちゃん……どうして……】

【ダブルユズだからね……】

【もうだめだ……】

【草】


【モンスターってどんな風に増えるのとか】

【まだ分かってないけど……】

【マジで繁殖したのか、それとも分裂とか魔力で生まれたのか】

【ま、まあ、あとでユズねぇに聞けば分かるでしょ】

【そうだといいね……】


【ヒント:ユズねぇもボケ担当】


【ちょっと胃薬飲んでくる】

【あ、テイマーのみんな  マジで大丈夫だから  ちょっとユズちゃんの今回の配信が終わるまで最寄りのダンジョンの入り口で待っててもらうだけだから】

【ああ、今夜は徹夜だわ……】


【かわいそう】

【かわいそう】


【とりあえず大事には】

【ダブルユズだぞ……?】

【遺書とか書いとこっかな】

【草】


【テイムモンスターが増えるとかやばいと思うんですけど……】


【大丈夫大丈夫  どうせ絶対確実にユズちゃんがもっとえらいことしでかすからすぐにみんな忘れる  全財産賭けてもいいよ】


【大丈夫大丈夫  賭けが成立しなくって掛け金全部戻ってくるから】


【草】

【ユズちゃん……どうして……】

【まだなんにもしてないのに……ああいや、してたわもう】

【あっ】

【草】


【うん……軍人さんたちの脳みそ焼いちゃったね……】

【テイマーたちを恐怖に陥れたね】

【ダンジョン協会の人たちが余計な残業に突入だね】


【かわいそう】

【かわいそう】


【あの  それより画面、1階層から大部屋……敵が100体以上のモンハウなんですが】


【お前、ユズちゃんだぞ?】

【もうだめだ……】

【草】


【まぁ魔王が出てくるとか以上の脅威はないだろうし】

【おいやめろ】

【召喚の儀はやめろっつってんだろ!!】

【草】

【こわいよー】


【ユズちゃんが恐れられている】

【だってサキュバスユニコーンちょうちょ聖女ロリユズちゃんだもん……】

【あ、ちょうちょ】

【かわいいね】

【かわいいね】

【草】





「よーし、射線クリア。おまんじゅう!」


「きゅ――い――――――――っ!」


ぴーっ。


前見たときよりも綺麗で力強い光が、僕たちに突撃してきていたモンスターたちを包んでいく。


「よし、じゃあ出力を絞って貫通力のテストだって言ってたから……チョコ!」

「ぴっ!」


おまんじゅうにのっかっていたチョコが、しゅるしゅると液体になっておまんじゅうの角に巻きついていく。


「えっと? チョコが砲身を包むと、水道の蛇口を指でぴーって押したみたいになるかもしれないから試してほしいんだっけ。学校でみんなでかけ合って遊んだなー。チョコ、おまんじゅう、やってみて?」


「きゅい!」

「ぴっ!」


【草】

【分かりやすすぎて草】

【ユズちゃんダメでしょ!! 小学生ってバラしちゃ!!】

【え? このロリ、未だに高校生のつもりなの?】

【無理でしょそんなの】


【水をかけ合って遊ぶとか中学生でも……やるか】

【やるよな……】

【草】

【き、きっとさ、ユズちゃんと遊んであげてたんだよ】

【えらいね】


しゅるしゅるしゅる。


おまんじゅうの角に巻きついたチョコが、細長く細長く伸びていって。


「おー。戦車とかみたいでかっこいい」


「きゅひっ」

「ぴぴっ」


【かわいいね】

【かわいいね】

【チョコちゃんも誇らしげ……誇らしげ?でかわいいね】

【淫獣は……たまにはおまんじゅうちゃんと読んでやろう】

【草】


「じゃ……いっけー!」


「きゅ――――――」「ぴ――――――っ!!」


――――――ちゅんっ。


「………………………………」


「?」


あれ?


てっきり、おまんじゅうが軽く押してくるような反動とか、魔力が吸われるあの感覚が来るかって思って、踏ん張ってたのに。


「不発だったりした?」


いつもみたいにおまんじゅうがぎゅって力入れないし、チョコもぴくりとも動かない。


「ゆずきちゃんゆずきちゃん」

「?」


くいくい。

ひなたちゃんが袖を引っ張ってくる。


「なぁにひなたちゃん、遊ぶなら後で」

「遊ぶのは嬉しいけど、あっち見ようね」


「?」


ひなたちゃんの指先を追って前を見てみる。


――じゅうううう。


地面が――あ、向こう側の壁もだ――真っ赤にじゅうじゅう煮えたぎってて、その中に燃えたりしないらしい魔石とドロップ品がごろごろと落ちている。


あ、ついでに砲塔みたいになってる先から湯気も出てきたね。


「あれ、もう攻撃してたんだ」

「うん。ちゃんとみんなをじゅってしないようにしてくれたね」


「おまんじゅうたちえらいね!」

「……うん。チョコちゃんもえらいよ」


【ひぇっ】

【じょばばば】

【こわいよー】

【こわすぎる】


【え? なに今の】

【知りたいか?】

【知りたくないなぁ……】

【現実を見よう?】

【草】


「男の娘をもっと見たい」「女装が大好物」「みんなに姫扱いされる柚希くんを早く」「おもしろい」「続きが読みたい」「応援したい」と思ってくださった方は、ぜひ最下部↓の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】に&まだの方はブックマーク登録で最新話の通知をオンにしていただけますと励みになります。応援コメントやフォローも嬉しいです。

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あの……ダンジョンの壁って女神のファイアーボールくらいしか溶かさないんじゃ……
とんでもねぇ生物兵器・淫獣
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