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ユニコーンに懐かれたのでダンジョン配信します……女装しないと言うこと聞いてくれないので、女装して。  作者: あずももも
11章 ちょっとだけ大人になった日

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317話 【悲報・ユズちゃん、やらかす(マジでやばい)】

【お?】

【こんな朝早くからゲリラ配信か?】

【待機】

【期待】


【けど何配信?】


【決まってるだろ?  理央様の残念会だ】


【あー】

【草】

【ひでぇ】

【だって……】

【いやいや、あれ、どう見ても成功してるだろ……?】


【いや、待て  相手はあのユズちゃんだぞ……?】


【もうおしまいだ……】

【今回もだめだったか……】

【失敗した失敗した失敗した失敗した】

【草】

【失敗する前提で草】


「失礼します!!!」


【うるせぇ!!】

【理央様まーたマイクさんを……ってエリーちゃん!?】


【えっち】

【えっち】

【紐】

【これでBANされないとか……さては運営のお気に入りだな?】

【草】


「ええと……し、至急! ――県――市にお住まいの方、及び郵便番号――――を起点として半径30kmに現在居られる皆様!!」


【ふぁっ!?】

【草】

【待って、確かその住所って……あっ】

【え?  え?】


【特定班が特定した……っていうか、警備からして隠してないっていうか】

【ユズちゃんの新しいおうちの住所!?】


【草】

【草】

【悲報・エリーちゃん、まさかの全世界に向けてユズちゃんの居所暴露】

【えぇ……】

【エリーちゃん?? この現代社会でここまで露骨にばらしたら】


「ユズ様の魔法がぁ! 一言で申しますと――全生物が発情期を迎える魔法がぁ!! この範囲に展開されてしまっておりますぅぅぅ解除はワタシには完全には無理ですので、今すぐ退避をぉぉぉぉ!!!!!!」


【え?】

【ゑ?】

【待って  待って】

【今発情期つったこのサキュバス!?】

【ふぅ……】

【草】


「ぜえ……ぜえ……つ、通称『サバト』……我が種族の秘儀……範囲内の全生物を、完全に無力化する、サキュバスとインキュバスでさえ対抗不可能な、魅了魔法であり発情魔法です……」


「生殖可能年齢、そのぎりぎり下やぎりぎり上のすべての生物が発情期を迎え……ぜえぜえ……先ほどから無意識で掛かり始めており……そのうち、互いに昼夜を問わず、三日三晩の……止めようものならその存在も追加で巻き込まれる、リリスの奥義が……」


「しゅ、周囲の戦力を完全に無害化する魔法で……かつ、その生物の個体数の減った場合に発動すると、10年も経てば数倍の勢力にできるという……ひぃ、ひぃ……戦闘力自体は低く、生存性も低く、ゆえに……他の生物、特に人族様たちに依存します、ワタシたちの種族の最終手段でして……」


【エリーちゃん落ち着いて】

【息苦しいの聞いてるとこっちもつらい】

【分かる】

【息も絶え絶えでめっちゃ説明してくれるじゃん】

【助かる】


【けど……えぇ……】

【草】

【草じゃないが】

【え? マジ?】

【えっち】

【ふぅ……】


【エリーちゃんってさ  おいたわしい枠だよな……】


「申し訳ありません申し訳ありませんどうか即刻退避を……個人差が大きいものですが、またしばらくの間なら範囲から抜け出せば魔法は解除されます……されない場合、どれだけ精神が強くとも、今夜には……その……好意を抱く相手と、72時間は睡眠も食事も水分補給も不要の、酒池肉林もといサバトが……」


【ガタッッ】

【ちょっと――県行ってくる】

【あ、マップで調べると近隣の県も一部が引っかかるな】

【え? とうとう俺にも彼女が?】


「いえ……その。 これは、生理的嫌悪感を抱かない相手であれば、同性相手でも機能しますので……その、精鋭の軍隊相手には、相手の体力と精力を使い果たさせ、以後1週間は足腰立たなくなる効果があり、ために我が種族の切り札ですので……ええ、発動しましたら、その範囲は如何様にもできてしまうほどでして……」


【は?】

【……つまり?】

【もしかして:エロ同人展開】


【※ただしBLも百合も何もかもごった煮のオールジャンルです】

【※しかも自分が巻き込まれる相手は不明です】

【えぇ……】


【……やばない?】

【これがやばくないとでも?】


【ああ! また停泊中の艦隊が!!】


【やっべ、最寄りの国連軍基地がにわかに騒がしくなってきてるぞ】

【え?】

【草】


【あの  モンスター、魔王軍としてのサキュバスなエリーちゃんが裏切った場合のシナリオでこういうのがあった気が】


【大丈夫? ユズちゃんだよ?】

【もうおしまいだ……】

【草】


【あのさ、そんなことよりもさ  ユズちゃんたちは?】


【!?】

【!!!!!】

【ガタタッ】

【どうせユズちゃんには効かないんだろ、俺は詳しいんだ】

【そんなぁ……】

【うぅ……】


「そ、それがですね……ワタシが、キャンセルしてしまいまして……」


【は?】

【あ?】

【もしかして:エリーちゃん、裏切った】

【エリーちゃん……信じてたのに……】

【ちなみにどんな風に?】


「……その、『今はインキュバスになっています』ユズ様が、ですね……」


【ゑ?】

【待って情報投げつけないで】

【ユズちゃんに生えてショタっ子になったんですって?????】

【しっしっ】


【待って本当に待って、情報が多すぎてわけわかんない】

【奇遇だな……俺もだよ】

「男の娘をもっと見たい」「女装が大好物」「みんなに姫扱いされる柚希くんを早く」「おもしろい」「続きが読みたい」「応援したい」と思ってくださった方は、ぜひ最下部↓の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】に&まだの方はブックマーク登録で最新話の通知をオンにしていただけますと励みになります。応援コメントやフォローも嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
これだから男は……
ユズちゃんはインキュバスなのがサキュバスになってたんですよ(鋼の意思
き、きんちょーかん……。
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