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ユニコーンに懐かれたのでダンジョン配信します……女装しないと言うこと聞いてくれないので、女装して。  作者: あずももも
4章 初心者ダンジョン卒業、中級者ダンジョンへ

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119話 【ユズちゃんの初心者25階層攻略】3

【結局、このまま待機か】

【まぁしょうがない】

【リストバンドが使えないとか普通ないからな】


【だって命の保証があるからこその切った張っただし……】

【そうじゃなきゃ、こんな気軽にダンジョン配信とか視聴とかできないもんねぇ】


【でも……】

【そんな中、1人モフってるユズちゃん……】

【草】

【まーたユズちゃんってばー】

【もうお人形さん抱っこしてちょうちょな幼女にしか見えない】


【ユズちゃん? ダンジョンの中にはちょうちょ居ないのよ?】

【まぁユズちゃんもユズちゃんなりに不安なんだろうから……】


【みんなユズちゃん見て和んでるから、マスコットとしてのお仕事はばっちりだよユズちゃん!】

【むしろぼーっとしてる方が都合が良いよユズちゃん!】


【草】

【ひなたちゃんですらほほえましい目で……】

【おお、もう……】

【ユズちゃんの威厳はぼろぼろ】


【威厳なんてあったか?】

【なかった】

【存在してないよね】

【あるはずがない】

【だから平気なんだ】

【ま、ますこっととしてのキュートさなら……】

【草】


【「……来た! ひなたの方! えっと……たくさん!」】

【「ちょおーっ!? なにこれー!? 何この数ー!?」】


【!?】

【ひぇっ】

【あの、なんなのあのモンスターの数……】

【なぁにこれぇ……】

【通路いっぱいにモンスターが我先に……】

【こんなのってあるぅ……?】


【リストバンドも使えない、狭い通路で】

【左右からモンスターたちが!】

【もうだめだ……】

【月岡ぁ! ここで命賭けろぉ!】

【月岡……普通にがんばって……】





【月岡強ぇ】

【月岡様……ごめんなさい……】

【足でもおなめしましょうかげへへ】

【購買で何か買ってきましょうかおやびん】

【お前ら……】

【三下以下の存在で草】


【しかし強いなこの男】

【伊達にレベルが35行ってないな】

【しかし理央様もお強い】

【理央様……】

【この2人、危なげなく撃退してる】


【通路だったからこそ、囲まれてもまだ何とかなってるか】

【あー】

【2人が武器を振り回すくらいの幅があるもんな】

【モンスターたちも数は多いけど、後ろの方のはつっかえて動けないだけだから遊兵だし】


【で】

【問題は……】


【「――きゅっきゅっきゅっきゅっきゅっ」】


【なぁにこれぇ……】

【本当になんだこれ……】

【単装砲な速射砲……】


【もしかして:ユニコーン、やっぱ強い】

【ある程度レベルも上がってきただろうしな】

【こんだけ乱射して魔力切れが心配ではあるけど】

【ここ乗り切らないとアウトだからなぁ】


【ユズちゃんがすごすぎて、普通にレベル相応にがんばってるあやちゃんが……】

【俺はあやちゃんのこと応援してるよ】

【その心は?】


【俺はな  おねロリが……好物なんだ……】

【俺はな  おっぱいが……好きなんだ……】

【草】

【不純で草】


【この数分で165発撃ったらしいぞユニコーン】

【マジか】

【あやちゃんの十数発でも充分に速いのに……】

【ま、まあ、おかげで2人の前でガードしてくれてるひなたちゃんがダメージ受けてないから……】


【けど、両側のモンスター……合わせて300以上倒してるみたいだぞ】

【なぁにそれぇ……】

【おかしいだろ、モンハウってこんなに】


【「冒険! ――――――楽しいよねっ!」】

【「――――――っ、うんっ!」】


【ひなたちゃんがユズちゃんに!】

【ロリロリ……】

【前はユズちゃんに励まされてたひなたちゃんが、今度はユズちゃんを励まして……】


【「――理央ちゃん! 月岡さん! 合図したら右に寄って戦い続けて!」】


【!?】

【ユズちゃん!?】

【え、なんかユズちゃんの声ちがくない?】

【声張ってるんだろ?】

【ああ、普段は力抜けてるからねぇユズちゃん】


【次々と合図出してるユズちゃん】

【やだ凜々しい】

【滅多にないユズちゃんの素早い指示】

【いや、あったろ  ひなたちゃんのときの】

【あー】


【つまり……ユズちゃん、ピンチにならないとかっこよくなれない?】

【普段はちょうちょ追っかけてるからねぇ……】

【電波受信してそうだし……】

【大丈夫? メルヘンな国からびびびって来てない?】

【精神汚染されてそう】

【草】

【なんでもいい、みんなが助かってくれたら】


【「っ……!」】


【ユズちゃんが具合悪そう】

【急にどうした!?】

【これって、もしかして魔法……】

【あ、急に魔力使うと……】

【……ってことは、またユニコーンで】


【「――チョコ!」】


【えっ?】

【!?】

【攻撃……じゃ、ない!?】

【何あの壁】

【もしかして:シルバースライム】


【そんなのあるぅ!?】

【あ、壁にモンスターたちが激突する音】

【でもびくともしないね】

【しゅごい】

【あ、確かボアの突撃もガードしてたんだっけか】

【そんな耐久力あるのか、シルバースライム……】


【だからユズちゃんが冷や汗かくほど魔力使ったんじゃ?】

【なるほど】

【でもこれで、通路の片方は……】

【これが、ユズちゃんの策】

【かしこい】

【一応はご本たくさん読んでるらしいし、こういうのを思いついてもおかしくはないんだが……】


【いつものがなぁ……】

【いつものユズちゃんが……】

【あれだから……】

【まあ、うん……】

【なかなか信じられないっていうか……】

【草】

【ひでぇ】


【お前ら、ユズちゃんががんばったんだぞ!?】

【でも、ユズちゃんだし……】

【それはまあ……そうだけど】

【そうか、ピンチのときのために普段から脳みそを節約してるんだ……】

【草】

【最終兵器幼女】

【なんかそれっぽくて草】


【「あっ……と。 大丈夫ですか? 柚希さん」】

【「あ……ごめんなさい。 つい、ふらっと」】


【ぱふぱふ】

【ぱふぱふ】

【速報・ユズちゃん、あやちゃんのお胸にダイブ】

【端から見るとお母さん恋しくなった子供】

【でも今、顔埋もれてたぞ……】

【でかい】


【もしかして:あやちゃん、これでも着痩せしてる】

【!?】

【ユズちゃん? もっかいぱふってしてみない?】

【そうそう、きっと柔らかくて気持ちいいよ】

【お前ら……】


【あ、またユズちゃん、かっこいい声で指示出してる】

【なるほど、ひなたちゃんも投入してもう片方を突破か】

【すごい……ユズちゃん、何日分も頭回転してる……】

【何日分じゃないぞ、何ヶ月分だぞ】

【草】


【ユズちゃんだってやればやれるんだ  ただ、普段はアイドリング状態なだけで……】

「男の娘をもっと見たい」「女装が大好物」「みんなに姫扱いされる柚希くんを早く」「おもしろい」「続きが読みたい」「応援したい」と思ってくださった方は、ぜひ最下部↓の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】に&まだの方はブックマーク登録で最新話の通知をオンにしていただけますと励みになります。応援コメントやフォローも嬉しいです。

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