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元騎士団副団長:トイナ サンダー

 珍しく騒がしい。クラス1の会議室は驚きと困惑の混沌に包まれる。

 ポロシャツとボロボロのズボンを身にまとう騎士団副団長だった青い髪の男は、不気味にも晴れやかな表情で鶏片手に「元騎士団団長のトイナ サンダーだ! よろしくな!」と言って高笑い。と同時に食べるのだろうか、首をへし折って力強さをアピール。

 ドロシーやドロップ、カナイも同席していたが意味が分からなかった。あまりにもスケールの大きすぎるランクの落下。どうしたのかと聞きたい気持ちを必死に抑えてその3人で野次馬の声に紛れてひそひそ話す。

 伝説の魔法使い並みの強さを持ってるらしいカナイ曰く「王国のトップでヤバい事起きてる」と顔を真っ青にした。内心ドロシーはようやく本気出してくれるかなと思って期待した眼差しをギラギラと送るも、寧ろ怯えてて若干がっかりした。

 一方ドロップは怒りをあらわにし野次を飛ばしまくる。目指していた物はこんな低レベルだったのか、と。

 トイナは野次など気にしない。何ならしたたる水が似合いそうな肉体美と、全てを捨て去った喜びみたいな何かを放つ猛々しい雄叫び。

 これが騎士団副団長だったのか、信じられない。それだけは満場一致であった。


 奇妙な生活は幕を開けようとしていた。

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