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シグナル  作者: 日浦海里
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シグナル

いつも廊下をすれ違う時

君は決まって僕には必ず

軽く会釈をしてくれる


仕事で少し話したくらいで

接点なんてないけれど

言葉を交わしたその日から

君は会釈をするようになった


君と言葉を交わした人は

他にももっといるはずなのに


君の周りの人たちも

「誰?知り合い?」

という程に関わることはないはずなのに


自分で言うと悲しくなるけど

容姿が優れている訳でもなく

仕事が出来る訳でもない


だから不思議で仕方ないし

だから過度に期待も出来ない


そして今日もすれ違い様

お互い会釈だけを交わす

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― 新着の感想 ―
[一言]  あいさつくれるうれしさと。  それをきっかけにできないもどかしさ。  どちらが強いのでしょうね。
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