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ほーほけきよ2020年7月  作者: ほけきよ
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7月2日 風鈴や貝みたいで美味しい貝

0時起床。

まだ少し眠い。


赤ちゃんの世話を妻と交代する。

赤ちゃんはスヤスヤ寝ていた。


今日の菓子盆はじゃがりことチョコ。


3時赤ちゃんが目覚めたのでオムツ交換してミルク160mlあげる。


4時赤ちゃんは再度寝た。


句会報作成。


6時妻を起こして赤ちゃんの世話を交代する。

赤ちゃんはまだ寝ていた。


寝ようと思ったら妻が枕カバーを洗濯したいからと言って枕を回収していった。

代わりの枕を要求したら、妻の枕を渡された。

しかし妻は自分の枕が汚れると思ったのかタオルを2枚使って枕をグルグル巻きにしてから枕を渡してきた。


6時半寝る。


10時半起床。


11時妻と外出。

昼飯を食べに行く。

土佐御苑にカンパチを食べに行った。

昨日夕方のニュースで生産過剰のカンパチが提供されているというのを見て食べに行くことにしていた。


昼飯、カンパチの天バラ丼。

妻はカンパチの刺身丼を食べていた。

注文した時、どうやら要予約だったらしかったのだが厨房に確認したところ提供可能ということで提供してもらえた。


個室の座布団は分厚かった。


天バラ丼はカンパチ、海老、小柱、野菜のかき揚げ丼で、味変として塩、出汁、トロロ、ひつまぶし風があった。

カンパチがフワフワしてて美味しかった。

味変も多くて美味しかった。


東京だったら2800円で名古屋だったら2300円は取れるね、と妻は言った。


妻にカンパチの天ぷらをひと口あげたら、貝みたいで美味しい、と言った。

その時はあまり気にしなかったが、後でよくよく話すと妻が食べたのはカンパチではなく小柱だったのではないかということになった。


食事中、妻は明日義母とショッピングモールに行くのだがその時の昼食をどうしようかと悩んでいた。

義母は食べたいものは言わないのに好みじゃなかったら露骨に嫌な顔をする。

妻は義母から作った料理に度々ダメ出しをされており、食の提案に対する自信を無くしているようだった。

文句言われたら言い返せば良いのに、と妻に言うと、今までのツケのせいで言えない、と妻は言った。

どうやら妻は大人になるまで好き放題甘えてた負い目から義母に強く言えないらしかった。


ショッピングモールに行くのは何か目的があるわけではなく、義母を外に連れ出すと言うのが目的らしく、義母の好みに合う飲食店が無いのならショッピングモールではなくまた明日もここに来ようかなと言っていた。

私は妻と義母が外出している間は赤ちゃんと留守番で、昼飯は弁当であろうとなっているので、ずるいなあ、と妻に言った。


子供の人数の話に。

二人目が生まれて次また育休を取るのであれば、復帰してから2年は開けた方が良さそうという話になった。

それより短い期間で再度育休を取ると、会社に対して負い目を持ちそうだとなった。


1時間ほどで店を出る。


薬局で買い物。

柔軟剤、赤ちゃんの洗剤、ミルク、オムツを買った。


柔軟剤の銘柄を義母に聞こうとして妻が電話をしていた。

妻が義母に、ソフランで良い?と言うと、ソフランじゃ無い!と強めに言われたらしかった。

出発前には義母は柔軟剤はソフランだと言っていたらしかったが、それはどうやら柔軟剤がソフランだということではなく、義母がソフランと言ったのは柔軟剤の代名詞としてのソフランということらしかった。

バイクの事をインドではスズキということと同じ感じだった。

じゃあ何!?と妻は義母に強めに聞いていた。


スーパーでニンジンと鶏肉、カレールウ、お菓子を買う。

今日の夜のカレーの材料。

カレールウの種類を何にしようと悩んでおり、グリーンカレーはどう?と妻に提案すると、義母が食べられないかもしれないからダメ、と言われた。

いったん試してみて義母が食べられなかったら白ごはんを海苔で食べて貰えば良いじゃないか、と冗談で言ったが、そんなことはできない、と言われた。


フードコートでアイスコーヒーを飲む。


日記を書いているのを妻に見られる。

妻は日記の内容が面白かったらしく、吹き出して唾がかかった。


14時半帰宅。

車を車庫に入れる前に、荷物を家の中に入れとこうか?と妻に言うと、いやいいよ、と言われたので、じゃあ先に中に入っとくね、と言うと、見といたら?と言われた。

何を?と聞くと、車庫入れ、と言われたので、そんなの見てもしょうがないやろ、と言うと、そっか、と妻は少し不満げに言った。


家に入ると義母が赤ちゃんを抱いていた。

義母に赤ちゃんはどうだったか聞くと、ぐずって大変だった、と言った。


16時ミルク160mlあげる。


16時半沐浴。

赤ちゃんは大人しかった。


沐浴作業中、食材を切ったり炒めたりする音が。

義母がカレーの準備をしているらしかった。

お母さんがカレー作ってる、と妻は心配そうに言った。

良いじゃん、と妻に言うと、でも甘くなるよ、と言われてハッとした。

以前食べた義母のカレーは具を炒める際に甘く味付けしたらしく、とんでもなく甘いカレーだった。


17時ランニング。

近くの公園へ行く。


公園では小学生が走り回っていたり、老人が草刈りしたり話したり、犬を飼っている人が犬の散歩をしたりしていた。

公園では雲梯で懸垂したり、跳ねるやつで跳ねたりした。


ベンチでジュースを飲む。

200円を持っており、極力お釣りを持ち歩きたくなかったので100円の飲み物を飲もうとしたが、100円のものはコーヒーばかりだった。

結局100円で唯一コーヒー以外の飲み物だった炭酸スポーツドリンクを飲んだ。


18時帰宅。


18時半夜飯、カレー。

味がしつこく、少し甘かったが食べられないほど甘すぎるということはなく、食べれる許容範囲ギリギリだった。

カレーは2杯食べた。


一緒に自家製のラッキョを出される。

2年ほど漬けたものらしい。

私は自家製の漬物とかを食わず嫌いしてしまうので、ラッキョは妻にあげた。


アンビリバボーで老夫婦の感動話を観る。

妻の死後に妻の想いが綴られていた日記を見るという話で私も妻も感動して涙を流した。

ただ一つ気になる点としては、その日記やそれに対する亡き妻への想いを文章にして出版したらしいのだが、こういう自分の妻を亡くした後に妻の日記を出版するというのはどのタイミングで思いつくのだろうなと思った。


21時就寝。

赤ちゃんの世話は妻と義母に任せる。

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